開進丸
5月14日 船で昼寝
鯛ラバを引きながら、居眠りをしてしまう。
それくらい今日の潮は動いていなかった。
時には、無風べた凪の海。
昼ご飯を食べ、船の床に座り込むと船の揺れの気持ち良さに、熟睡してしまいそうになる。
私の仲間は「30分ほど昼寝したけど気持ちよかった」と、笑っていた。
早朝に出た私の船仲間達は、動かない潮に相当苦戦を強いられた様子だ。
潮行き自体は、下り潮が沖に払い出している。
決して悪い感じの潮ではない。
流れの速さも、朝間詰めは0.5ノット前後。
時間経過と共に、0.2ノット前後になり、終いには0.0ノットとなってしまった。
潮が、少しでも動きを見せていた朝間詰めには、ポツポツとアタリは出た。
35センチ超の真鰺。
良型のウッカリカサゴ、アヤメカサゴも来た。
久し振りに、アカハタもヒットしてきた。
潮の流れを探して、チョイ深場ではレンコダイもヒットしてきた。
しかし、本命の真鯛、青物、イサキのアタリが出なかった。
この状況では、欲求不満だけが積もっていく。
原因と思われるのは、ベイトの移動。
今日は、これまで反応の出ていたポイント域には、ベイトは殆どいなかった。
探し回って、昨日までは余り反応の無かった海域にベイト反応が出ていた。
直ぐにジグや鯛ラバを落とすが、殆ど反応がない。
「あっ、来た」と思っても、直ぐに針が外れる。
食い込みが悪い状態になっていた。
潮は1日で変わることも多々ある。
明日は、どんな潮になっているのだろう。