3月19日 3日連続…今日も内場か…
水島沖を目指して、船を走らせていた。

すると、一隻の船が沖合から、私の走っている内場に向かって、帰ってきた。

見ると、私の船仲間だった。

「お早う。どうしたの?」

「水島沖に行ってましたけど、恐ろしいくらいの風とウネリです。怖くて、帰ってきました」

「貴男が怖がるくらいだから、相当な波があるね」

「凄いですよ。行かない方が良いですよ」

これで、今日の釣り場が決定。

3日連続の…内場での釣りになった。

「厳しいな。どう攻めましょう」

まずは、ベイトが沢山出ていた、大島よりのポイントから入ることにした。

関屋さん、牛衛さんがジグで釣りを開始する。

幸先良い事に、関屋さんにアタリが来た。

上がってきたのは、バラハタ。

まずは一匹の釣果があり、関屋さんも一安心の笑顔。

その後は、アタリが出ないこともあり、平瀬近くに移動する。

平瀬から、少し南に行ったところにある沈み瀬を目指したが、寄せてくるウネリの凄さに、そのポイントを諦めた。

大きな沈み瀬が近くにあるだけに、波が余計に盛り上がる。

魚探には、ベイトが可成り出ているのだが、肝心のアタリに繋がらない。

1時間ほど粘ったが、其処を諦めポイントを移動する。

移動して、直ぐに関屋さんにアタリが来た。

上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

牛衛さんにも、アタリが来た。

良型の鰺が、上がってきた。

「まずまずの型ですね」と、最初の釣果に一安心。

これで、お二人に本命の鰤か真鯛が来れば、言うこと無しなのだが。

北東の風が段々と強くなり、波とウネリも高くなってきた。

内場でも、船が相当揺れる様になってきた。

少しでも、良い釣果を出したいと思い、ポイントを移動。

潟より流す位置を変える。

目の前の瀬には、数人の釣り人が向かい風を受けて、竿を出している。

流し始めて、暫くすると関屋さんにアタリが来た。

上がってきたのは、オオモンハタ。

引きの強い走りで、竿が結構な曲がりを見せている。

「ハタが釣れて、ホッとした」と笑顔だ。

今度は、牛衛さんにアタリが来た。

上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

「まずまずですね」と、笑顔で釣果写真。

しかし、此処も風をまともに受けるようになり、又してもポイントを移動。

すると、牛衛さんにアタリが来た。

良型の鰺だった。

「こんな鰺が居れば、鰤が居ても良いと思うのに」と、ちょっと残念そう。

この後、ジギングにエソの猛襲を受けて、今日の釣りは納竿とした。

帰りは、北東の強風を真正面から受けながら、ゆっくりと港を目指した。

明日こそは、穏やかな天気な~れ!