開進丸
１月１６日竿握る
久し振りに、竿を握って釣りをした。
何年振りだろう。
ジギングで魚が掛かると、やはり、楽しい。
本日のお客様の、Ｋさんからのお誘いに乗って、楽しんだ。
今日のスタートは、風が出る前に「午前中勝負」と、意気込んでいた。
ジギング用と鯛ラバ用に、新しいリールを購入。
竿を出す時は「どうか、釣果が有りますように、リールに入魂出来ますように」と、祈る気持ち。
仕掛けを入れて、直ぐにバイトが来た。
「何かが触ってきた」
期待感が、少しずつ膨らんできた。
すると、しゃくり上げるジグに、何かがジャレ付いている。
「来た。何かが来た」
何年振りかで味わう、魚の引き。
「楽しい。やっぱり、魚が掛かると楽しい」
気持ちが、高揚してくる。
上がってきたのは、ワニゴチ。
まずは、最初の釣果が嬉しい。
Ｋさんにも、アタリが来ている。
レンコダイが、上がってきた。
少しずつ移動しながら、ベイト反応を確認。
少しずつ、西寄りの風が、強く成りつつある。
ベイト柱が出てきたポイントでは、モゾモゾとしたアタリが来た。
タイミングを見て、合わせを入れてみた。
「来た、何かが来た」
小さいけれど、太刀魚がヒットしてきた。
Ｋさんにも、同じくらいの太刀魚がヒットしてきた。
「ベイト反応に、太刀魚が寄っているのかな」
そう思いながら、竿を振り続ける。
大きな、ベイトボールが出てくる。
ホール中や、巻き上げ途中で、アタリが来る。
「鯖だと思います」
竿先が、ブルブル震える。
Ｋさんにヒットした鯖は、思ったよりも太っていた。
これまでの中鯖が、少しずつ太ってきたのだろう。
ポツポツと、鯖が当たるようになってきた。
１１時位になると、西寄りの風が強くなってきた。
白波が立ち始めた。
沖合では、釣りし辛く成ってきた。
島影によって、少しでも風を避ける。
ここでも、時折、ヒットしてくるのは鯖。
しかし、時々、途中で針が外れるアタリがある。
「鰺かな」
そう思っていると、Ｋさんに鰺がヒット。
まずまずの良型の鰺だ。
この頃には西寄りの風が、益々強くなってきた。
沖合のポイントに移動することは「難しいかな」と、いった状況。
Ｋさんと話して、早めに納竿することにした。
