開進丸
８月２０日猛暑を避けて
「明日は、どうします？」
「日差しが強いし、猛暑が気になりますよね」
「延期しますか」
「大丈夫ですか」
「大丈夫ですよ。来月になれば、だいぶ日差しも弱く感じるように成ると思います」
今年の日差しは、特別、暑い気がする。
「船で、かき氷を売っていたら、売れるでしょうね」
そんな話を、本気で考えたりもする。
予約を頂いていたお客様と話をして、日にちを延期することにした。
この夏場に入って、感じ始めている事がある。
「ハガツオが、盛期を過ぎた気がする」
仲間との話でも、話題に上がる。
その一方で、久し振りに「釣れ始めたな」と感じているのがスマカツオ。
お腹にの黒い斑点が特徴で、ヤイトカツオとも呼ばれる。
磯釣りの頃は、このヤイトが釣れる様になると「夏が来た」と、感じていた。
食味も良く、釣っても楽しい魚だけに、長く釣れ続いて欲しい。
また、船の知り合いからは「ネイゴが来ました」と、情報を頂いている。
今のところは、朝間詰めにアタリが集中している様子。
知り合いが通っているポイントだけに、船が居なければチョット竿を出してみたい。
これから、台風シーズンに入って、海が時化る日が多くなってくるだろう。
そうなると、期待したいのが太刀魚。
沖合では、ポツポツではあるが、アタリは出始めている。
指３本クラスから、４本クラスが多い気がする。
昨年は、８月末くらいから、港内でアタリ始めている。
今年も、同様の時期からアタリ始めるとは限らないが、期待はしている。
知り合いの漁師さんからは「太刀魚が釣れたよ」と、連絡は聞いているが…。
岸壁からの夜釣りでも、アタリは少ないようだ。
アタリが少なくなっていることで、気になっている魚もいる。
「真鯵」が気になっている魚だ。
鯵のポイントと思われる処を回ってみるのだが、ヒット数が少ない。
鯵の数量が減っているわけでは無いだろうが、気になっている。
「ベイトとしての鯵」が少なくなれば、大物のアタリにも影響がありそうな気がしている。
夏の猛暑が過ぎて、台風で海が掻き混ぜられて、季節が秋に移行すれば、楽しみも増えてくる。
それに期待したい。
