5月17日鯵の群れ
魚探に大きなベイト反応が、出てきた。

幅のある処で、海底から25メートル位、盛り上がっている。

「良い感じのベイト反応が出ています」

東原さん、村山さん、山口さんが、直ぐに竿を出していく。

山口さんに、35センチクラスの良型の真鯵がヒットしてきた。

「ベイトの正体は、この真鯵の群れですね」

「青物も寄っているかも知れません」

村山さん、東原さんにも、鯵が当たってくる。

柔らかめの竿が、大きく曲がる。

鯵が大きいこともあって、口切れ等で取り逃がす。

潮は、前日の大雨の影響で濁っているかと心配したが、入っているポイントは濁りは出ていない。

0.7ノット前後で、上り潮が北東に流れている。

真鯵のアタリは、船を流し直す度に連発してくる。

山口さんに、真鯵がヒット。

村山さんにも、良型が連続ヒット。

東原さんにも、良型がヒット。

鯵がヒットする中に、鯖子が混じりだした。

その鯖子を生き餌にして、落とし込んでいく。

着底と同時くらいに、強烈なアタリが来る。

突っ込みの強さに、ハリスが切られる。

東原さん、村山さん、山口さんそれぞれが、青物と思われるアタリに、一気にやられた。

有る程度、持ちこたえるのだが、10号以下のハリスでは持たないようだ。

大物のアタリが出なくなると、鯵がヒットしてくる。

村山さんに、鯵とは違うアタリが来た。

良型のウッカリカサゴがヒット。

船首では、東原さんがアタリを捕らえている。

上がってきたのは、ワニゴチだった。

山口さんには、鬼カサゴがヒットしてきた。

鯵が連発する中に、山口さんに強いアタリが来た。

5キロクラスのニベがヒット。

ニベも、鯵の群に寄ってきたのだろうか。

山口さんに、又しても強いアタリ。

先のニベと同じ、5キロクラスのニベが上がってきた。

ベイト反応を追い掛ける形で、ポイントを移動していく。

反応が出てくれば、良型の真鯵がヒットしてきた。

ダブルで、針掛かりもあった。

大物にハリスを切られた悔しさは、残った。

しかし、鯵の連発を楽しむことは出来た。

明日の雨模様が、チョット悔やまれる。

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