2月9日ベイト反応は有るけど…
魚探には、良い感じでベイト反応が出てくる。

昨日の反応と違うところは、ベイトに広がりが見られないところ。

幅広く、ベイト反応が広がって、狙いの魚の気配を感じる。

そんな感じの反応では無い、気がした。

赤木さん親子の釣りは、厳しい海の状況が待っていた。

息子さんの通久さんが船首で、お父さんの通哉さんが船尾で竿を振る。

朝から吹いている北東の風によって、ウネリが寄せてくる。

時折、船が上下に大きく揺れることがある。

「海の状況は一日で変わる」

それを体験しているような、朝間詰めの釣りになっている。

少しずつ、ポイントを移動しながら、探っていく。

お父さんの通哉さんに、時折、ウッカリカサゴがヒットしてくる。

「カサゴでは、もの足りない…」

そんな気持ちで竿を振るが、もどかしい時間が過ぎる。

干潮の潮止まりが過ぎるまで、浅場でアカハタ狙いに切り替える。

船首で頑張っている通久さんに、アタリが欲しい。

思いが通じたように、通久さんにアタリが来た。

「アカハタですよ」

アカハタを手にする、通久さんの笑顔が嬉しい。

お父さんの通哉さんは「今日はカサゴ祭りですね」と、黙々とウッカリカサゴやアラカブを釣り上げている。

クーラーの中は、赤で染まる感じになってきた。

通久さんに、2匹目のアカハタがヒット。

時折、根掛かりと戦いながら釣果が上がっていく。

カサゴも、釣果が上がっていく。

干潮を過ぎて、沖合のポイントに移動。

満ち潮が動くタイミングで、沖の瀬周りを攻める。

しかし、北東の風が少しずつ強くなり始め、ウネリも少しずつ大きくなっている。

ジギングや、鯛ラバではウネリによって船が上下動しすぎるのはベストな状態ではない。

船首の上下動が大きく成りつつある。

納竿タイムの少し前ではあるが、ウネリが高くなる前に納竿とした。

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