開進丸
12月14日水温低下かな…
巻き上げたジグが、鯛ラバが冷たく感じられた。
「ジグが冷たいですね」
最近は、ゆるま湯みたいに感じていた潮が、水温低下したのか。
潮の動きが緩くて水温が下がれば、当然、アタリも渋くなる。
大きなベイト反応が出て来た。
一流し目は「何か触った」と、言った感じのバイトがある。
二流し目に、右田さんにアタリが来た。
上がってきたのは、サワラだった。
70センチクラスのサワラは、群れで居るはず。
そう思って、竿を降るが後が続かない。
矢越さん、塩田さんにもバイトがあるが針に乗らない。
厳寒期を前にした水温低下が、影響しているのか…。
ポイントを変えて、塩田さんにアタリが来た。
青物を想像するが、どうも違う様子。
5キロ近いニベが、上がってきた。
しかし、潮の変化が影響しているのか、此処でも、後が続かない。
次のアタリを捉えたのは、塩田さん。
良型のウッカリカサゴが、上がってきた。
潮の変化に苦戦する中にも、ポイントによっては、大物と思われるアタリもあった。
多分、タチウオと思われるのだが、新品のジグに歯形が食い込んでいた。
また、鯛ラバの針が、ばっさりと、噛み切られていた。
型の良いタチウオが、海底のベイトに付いているのかも知れない。
ベイト反応の移動も早い。
一流し目に出ていた反応が、二流し目には見つからない。
こんな状況が続く中、矢越さんにアタリが来た。
35センチクラスの、良型の真鰺。
魚探に出てくる反応の正体なのだろう。
直ぐに、真鰺狙いに切り替えるが後が続かない。
「ジグが詰めたい」「鯛ラバが冷たい」
表面水温が20度を切っている場合、海底付近の水温は、もっと低い筈。
この水温低下が、これから迎える厳寒期の始まりかも…。
厳しい時期に入る一方、潮の変化に上手く対応出来れば、好釣果も有るはず。
潮の勉強をさせられる時期に、成ってきたように感じる。