7月8日雨降る前の朝間詰め勝負
ポイントに向かいながら、濁りが取れていない海が気になった。

「雨の影響が続いて居るんですね」

「上り潮が、通してくれると良いのだけど」

船上の会話は、大雨後の濁りについてが主。

沖合に出てみる。

朝の内は、思ったほどのウネリは残っていない。

潮も、下り潮が0.5ノット前後と、緩い流れに変わっている。

「先日までの激流が、嘘のようです」

潮が緩くなっていることは、嬉しかった。

東原さん、加藤さんが釣りを開始する。

魚探には、海底から浮き上がってベイト反応が出ている。

加藤さんにアタリが来た。

本日最初の釣果は、イサキだった。

加藤さんに、続けてアタリが来る。

良型の真鰺が、ダブルヒットしてきた。

東原さんにも、アタリが来た。

良型の真鰺が上がってきた。

ベイト反応の中を、攻めていく。

良型の真鰺が、お二人に続けてヒットしてくる。

加藤さんには、大きなカマスもヒットしてきた。

魚探に出てくるベイト反応を見ていると、時折、ベイトが消えるときがある。

「何かが追い掛けて居るみたいですね」

海面に時折、何かが上がってくる。

「ヤズの群れですね」

イワシや、小アジのベイトを、ヤズが追いかけ回しているようだ。

船首では、東原さんが盛んにアタリを捉えている。

良型の真鰺が、連発している。

「イサキも欲しいですけど、上手く行きませんね」

イサキを狙って、竿を振り続ける。

この頃になると、風が東に変わり始め、ウネリが立ち始めた。

雨も、パラパラと落ちてくる。

天候が悪化の傾向を見せる中、お二人にアタリが来る。

東原さんと、加藤さんにダブルヒット。

「鰺では無い気がします」

お二人共に、同じ感想だ。

海中に、イサキの姿が見えてきた。

良型のイサキが上がってきた。

アタリが出て、魚探には良い感じのベイト反応が出ている。

一方で、東風が強くなり、ウネリも立ち上がっている。

安全第一で、大島の内場に入る。

冷たい雨も、止み間も無く、降り続いている。

「どうします」

「帰りましょうか」

天候の悪化を考えて、帰港することにした。

#九州 #宮崎 #アジ #ジギング