9月17日愛娘と一緒に

可愛い愛娘さんと、釣りを一緒に楽しむ。

父親としては、最高の時間なのではないだろうか。

私には娘が居ないけど、孫娘が居るから、もうすぐこんな楽しみもやってくるだろう。

久家さん親子の楽しい会話が、海を凪にしてくれたのかもしれない。

凛奈さんの笑顔が可愛い。

一つテンヤと鯛ラバで浅場で竿を出し、ゴカイでキスゴを狙ってみた。

初めての船釣りは、なかなか上手くいかない。

「気分、悪くないか」

「大丈夫。平気だよ」

海上は、北西の風が吹く予報だったのだが、午前10時頃からは南東の風がソヨソヨし出した。

「少し、風が気になりますね」

「内場で、ゆっくり出来ますか」

やっぱり、お父さんは優しい。

酔い止めの薬は飲んでいても、娘さんの体調を常に気遣う。

そんな久家さんに、真鯛と思われるアタリが来るのだが、上手く針掛かりしない。

「今のは、大きかったと思うんですけど…残念です」

凛奈さんは薬の効果か、「少し眠い」と椅子に座って小休止。

久家さんに、アタリが来た。

型の良いカサゴがヒットしてきた。

途中から、動かなくなった潮に苦戦しながらの釣果。

「味噌汁かな」

深場にいる仲間からの連絡では「15キロクラスのニベが来た」と、連絡が入る。

可成り仕掛けも、切られているようだ。

他の仲間からも、連絡が入る。

「イサキが釣れているよ」

台風の去って、海の調子が上がり始めたのかも…。

帰りの船中、久家さんが凛奈さんに聞いている。

「釣りは楽しい?又来たい?」

「うん、又来たい!」

お父さんにとって、何より嬉しい言葉。

今日の最高の“釣果”かな。(^_^)v