開進丸
9月26日 潮が速すぎる
天気予報を信じて、朝寝坊したら晴れ間が出ている。
「雨、降ってない」
これなら、船を出せば良かったかな…と、ちょっと後悔するが…。
朝食を取り、午前10時前に船着き場に行ってみた。
大磯先輩の船が出ている。
直ぐに電話すると、もうすぐ帰ってくるとの返事。
もう一人、船仲間の徳島さんは帰ってきていた。
徳島さんに話を聞こうと、向かい始めたら大磯先輩の船が帰ってきた。
「10時前なのに早いな?」
「釣れましたか?」
徳島さんに聞くと「ハマチが釣れました」と返事。
3キロ近くありそうな大きさだ。
「他はどうやった?」
「潮が速すぎて、釣りにならんかった」
「速いって、どれくらい」
「2ノット以上で流れちょった」
「釣りにならんな」
「仕掛けがウキ浮きあがっち、ダメ」
大磯先輩にも、話を聞いてみた。
「オオモンハタは、1.5キロ位は有るはず」
「良いですね。潮は速かったみたいですね」
「速えーって言うもんじゃねーが。2ノット以上3ノット近くで流れちょる」
「てげ速えーな。暫くは釣りにならんかもな」
「釣りにならんで、帰っち来たっちゃかい」
「雨が降らんで、沖に出てみたけど、潮にやられた」
明日は、激しい雨が降ると言っていたが、悩むところだ。