2026/05/01 UP
インプレ

【ヒラマサ・マグロ・GT】 ビッグゲーム用リーダーに求めるもの / 山本克己

各地で海水温も徐々に上がり、私のホームグランド玄界灘においてもヒラマサキャスティングゲームが日に日に熱くなってきました!

このタイミングで遂に発売となりました『ビッグゲーム用リーダータフフレックス』。
多くのアングラーさんにもぜひ使って頂きたい製品です。

システムショックリーダーナイロン Tough-Flexx

トップウォータールアーを思い通りに動かすには、リーダーが硬すぎるとノットの締まりが悪かったり、ノット部分が異常に硬くなりガイド抜けが悪くなることでエアーノットが頻発したり、ルアーの持つポテンシャルが発揮できなくなったりします。
逆に柔らかすぎると巻きクセがつきやすく、リーダーの表面も外的要因で潰れやすくなり、軽度のファイトでパーマ状態(歪み)になってしまう、ノット内部での潰れ切れなど、問題はたくさんあるのですが…。

 

開発当初より、
〈しなやかでありながらクセがつきにくく、且つノットが綺麗に締まって決まること!〉
をお願いし、同時に、オフショアのみならずショアゲームに於いても魚の挙動に伴い不意に起こる障害物(船底やロックなど)にリーダーが擦れた時でも、
〈残存強度が強く粘りが効くリーダー〉
であることを強く望みました。

 

一生に一度出会えるかどうかわからない魚を求めるアングラーの熱い気持ちに応えるべく、数%でも捕獲率を上げられるようテストを繰り返し、サンライン社独自の技術によりタフでありながらしなやかなナイロンリーダーが完成しました。

 

ではなぜこのリーダーが必要だったのか。

勿論、素敵な魚と全力で対峙したいからです!
そして、フルコンタクトX8の完成により、多くのアングラーさんの色々なノットシステムに対応できることが必要だったからです。

 

オフショアキャスティングゲームにおいて、ほとんどのアングラーさんがFGノットを使用し、私自身も8年ほど前からFGノットが主流になりました。
しかしリーダーの長さなどは、リールに巻き込んでリーダーに指を掛けて投げるアングラーさんであったり、リーダーとPEラインの間にスペーサーを入れる方や、PEラインに組み糸のカバーを被せたりと、各自の好みや狙っている対象魚のサイズや海域によっても多様化してきております。
(余談ですが、私がフロロカーボンリーダーを使う場合はPRノット改を現在もごく稀に使います。)

 

そこで必要なリーダーは、先述のカタチとなったのです。
カラーに関しても魚に見破られにくく、どのような潮の色でも馴染みやすいカラーが採用されました。

このリーダーを使うようになってから特に感じるのは、ノットの決まりの良さ!
綺麗にノットが組めるという事は、キャストしている時はもちろん、魚がバイトしてからファイトしている間も一切の不安が無いこと。
どうしても不安要素があったりすると身体が硬くなり、いつも通りのパフォーマンスを出すことができなくなり、せっかくの魚をバラしてしまったりということがあります。

 

自分のノットに自信が持てれば、もっと魚釣りは楽しくなりますよ🎵

サンライン社のキハダマグロの実釣動画内でも話していますが、60kgオーバーをキャッチした後でもノットがずれている事はありませんでした!
また、オフショアキャスティングゲーム全般に言える事ですが、ネットインの直前に魚が暴れ、不意に船底にリーダーが擦れた時でも焦らず無事にネットインすることができております。

( https://youtu.be/pBuge9WaBL8?si=yO34MvDejmjlhZ9h )

GT(ジャイアントトレバリー)キャスティングゲームに於いては、初春のトカラ列島はサメが多い傾向にあり、夏から秋の浅瀬での大型狙いの時にファイトタイムを短くしようと強引なファイトが必要とされる時が多いですが、そんな時も非常に心強く、少し擦れたかもと感じたくらいなら、ほぼ全て取れております。
シンキングプラグを使う時などは先述のとおりフロロカーボンリーダーを使用しますが、基本的には全てタフフレックスに移行しております。

 

マグロゲームはキャスト回数が少なくナブラ撃ちが増え、マグロが掛かった後でも他のマグロにラインが擦れてラインブレイクすることが増えます。
その為、多少強引でも船で引く場合もあります。
誘い出しも有効であり、ここ数年は潮目狙いも増えてきております。

 

また大型マグロはフィニッシュが近づくと船の下に潜り、水深60m〜30mからなかなか上がってきません。
そんな時でも最後までライン本来の強度を少しでも長く保ちながら戦える、タフなリーダーとなっています。

私は現在、基本的に全てタフフレックスに移行しております。
唯一の希望としまして、80〜110lbクラスもラインナップに加えていただけると幸いです。

 


 

【タックルデータ(使用例)】

※あくまでも一部です。潮や魚のポジションなどでも変化することは多々ありますので参考までにご覧ください。

 

■ ヒラマサキャスティング
・130lb(160〜200mm)
・150lb(180〜250mm)
・180lb(230〜300mm)

 

■ キハダマグロキャスティング
・〜40kg:130lb(160〜210mm)
・〜60kg:150lb
・70kg以上:180lb

 

■ GTキャスティング
・150lb(メイン)
・180〜210lb(大型・大口径ポッパー使用時)

 

■ クロマグロキャスティング
・PE12:240lb
・PE15:270lb or 300lb

 

サンラインソルトテスター
山本克己

 
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