2024/01/19 UP
インプレ

四国のロックショアゲーム/佐々木優

みなさんこんにちはサンラインソルトテスターの佐々木優です。
今回は四国のロックショアゲームについて解説します。
私は普段徳島県南部〜高知県西部の太平洋側をメインフィールドとして活動していますので今回はその辺りのエリアを中心的に解説していきたいと思います。

 

四国エリアの年間を通しての流れ

年間を通しての流れは、冬はブリ・メジロがメインターゲットとなり春にはブリ・カンパチ梅雨時期になればムロアジが入りカンパチも良型が釣れるようになります。
夏〜秋は一気に南方系の魚が増えキハダマグロ・イソンボ・ハガツオ・ヒレナガカンパチなどの魚がメインとなりネイリ(シオ)がコンスタントに釣れるようになり、稀にヒラマサも混ざることもあり多くのロックショアアングラーが磯場に訪れます。

 

四国エリアのベイトとルアーカラーの関係性

四国のベイトパターンは太平洋側と瀬戸内側ではガラッと変わります。
瀬戸内側では15cmぐらいのイワシやサヨリがメインとなり、太平洋側では5cmぐらいのキビナゴやトウゴロイワシやナミノハナとマイクロベイト系になりルアーが見切られる事もよくあります。

また、ターゲットとしている魚は70cm以上の個体ですのでフックサイズなどを考えるとマッチザベイトでルアーを合わせる事が難しいので四国南部で使用するルアーはクリア系のルアーがメインとなってくるため、基本的にシンキングペンシルは150mmクラスの100g前後のものを使用し、トップウォータープラグは160mm~190mmクラスのもの使用しています。

因みに私が普段行っているルアーカラーの選択基準としては、薄暗い時間帯はシルバー系のルアーを使用し、明るくなるにつれて透け感のあるクリア系のルアーに変更するといった流れで釣りを展開しています。

 

オススメのタックルセッティング

私の場合鵜来島や沖磯では、シンキングペンシルのタックル用にドラグマックス9kgのジグロッドに10000番のリールでPE5~6号を巻きリライズS150を使用しています。また、ポッパーやダイビングペンシルの様なプラッキングタックルでは、ドラグマックス9kgのプラッキングロッドに14000番リールにPE4~6号を巻きポップクイーンF160やラピードF160~F190を使用しています。

 

また、シンキングペンシルのタックルに使用しているラインはカンパチの暴力的な突っ込みにも耐え、フォールスピードの早い【PEジガーULT×8】の5~6号をメインラインに巻いています。リーダーはプラズマライズによってラインの表面をゴムのような特殊ポリマー層に改質したことで根ズレに対して強く、ノットが締め込みやすくなった【ツナギートFC】の80LB~100LBを使用しています。

https://fishing.sunline.co.jp/line/268/

https://fishing.sunline.co.jp/line/23546/

 

初めて【ツナギートFC】を手にした時にノットの組みやすさに1番ビックリしました!

 

基本的にフロロリーダーは号数が太くなればなるほどノットが組みにくかったのに対して、この糸は表面がゴムのような弾力のある糸質になっているのでノットがとにかく組みやすい上に、水深1.5mぐらいのシャローエリアでヒラスズキを狙っている時に80cmオーバーのタマンがヒットし何度も何度も磯に擦られ傷だらけになりながらもタマンをキャッチできた時は【ツナギートFC】の根ズレに対する強さを体感しました。

次にダイビングペンシルのタックルに使用しているラインは、特殊コーティングを採用し強度と飛距離が延びる【フルコンタクトX8】の4号~6号を巻いています。またリーダーは、低吸水で高強力・高耐摩耗特性を持つ【システムショックリーダーナイロン】の130LBを使用し、地磯などのシャローエリアでは【ツナギートFC】を使用しています。

   

https://fishing.sunline.co.jp/line/28103/

https://fishing.sunline.co.jp/line/274/

 

いかがだったでしょうか。今回は、「四国のロックショアゲーム」について解説させていただきました。皆さんも四国エリアでロックショアをされる際は、このコラムを参考にして頂きますと幸いです。

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