2022/10/14 UP
インプレ

チヌとグレ、考え方の違いは?/南康史

皆さんこんにちは。サンライン磯テスターの南康史です!

今回はチヌ釣りとグレ釣りにおいての考え方の違いについて解説したいと思います。

 

【グレ釣りのイメージ】

私のグレ釣りのイメージは、渡船を利用して沖磯に渡って良い条件の磯に降りないと初心者にはなかなか釣るのが難しく、時期や水温によっては沖の方へ行ってしまい磯に居なくなって釣れない時期もある中で、ポイントと潮が一番大切になってくるというイメージがあります。

なぜならグレは条件の良い海底の穴、溝、シモリの影に潜んでいるため潮が良くなるとそこから出てきて積極的にマキエサを拾って釣り易くなるからです!

 

またグレ釣りにおいて、マキエサ、サシエサ、仕掛け、タナなどを上手く同調させること、スレてるグレにはラインを細くしてやること、ハリを小さくして上手くサシエサを食わせること、そしてなにより今度は掛けると一気に住み家やシモリに向かって全力で逃げ込み根ズレでラインブレイクするかもしれないと紙一重なのが、とてもスリリングで面白いのがグレ釣りの魅力だと思います!

このスリリングの釣りを楽しむためには糸がとても重要になってきます。食わせた後に根ズレでラインブレイクをしてしまい貴重な一匹を逃したくないので、私はサンラインのしなやかで、食い込みが良く、細くても大物の衝撃や根ズレに強いハリスの【トルネード 松田スペシャル ブラックストリーム】を使用しています。

このハリスは「プラズマライズ」により糸の表面をゴムのようなクッション性を持たせていることで根ズレ等に強いので安心してファイトができるので愛用しています!

https://fishing.sunline.co.jp/line/5383/

 

【チヌ釣りのイメージ】

チヌ釣りのイメージは、渡船を利用して沖磯に渡ると非常に良く釣れる時期もありますが、特に夏~秋などは、逆に沖磯はエサ盗りが激しくなって意外とチヌの数も少なく釣り難い場合もあります。

逆に身近な漁港の堤防や、河口の周りの方が、チヌの餌が多い為かチヌの数も多く居て、比較的エサ盗りも少ない為、初心者や女性、子供でも意外と手軽に釣れる魚だと思います。

 

また、チヌはポイントや潮が悪かったとしても、食わせるまでに時間がかかったり、数やサイズが微妙だったりしても、マキエサでチヌを寄せればどうにかして釣れる魚だと思います!

チヌは、時間をかけてなかなか釣れなかったり、微妙なサイズが1匹しか釣れなかったとしてもその1匹がめっちゃ嬉しかったりと達成感がある魚です!

ましてや軟らかい竿や、細いラインを使って釣れた1匹は格別で、言葉では表すことができない感情が湧いてくるのもチヌ釣りの魅力の1つだと思います!

その貴重な1匹をバラさない為にも、サンラインの【ビジブルフリー】がオススメです!

個人的には全遊動仕掛けの軽い仕掛けをゆっくりと入れて釣りをしている為、軽くて柔軟で糸クセが付きにくく、滑りが良いいので海面でラインが良く見えるこの糸を愛用しています。軽い仕掛けなどが扱いづらいなと思っている方にぜひ使ってもらいたい糸です!

https://fishing.sunline.co.jp/line/108/

 

【チヌを狙う考え方】

チヌを狙う際は水深が5m前後で、砂地にシモリが点在していてカケ下がり(カケ落ち)に沿って左右に横流れする潮が理想的なポイントになると思います。

また私の釣り方としては、いきなり重たいマキエサを底に溜めて底を狙うのではなく、マキエサを水面でバラける様に打って、軽めの仕掛けでグレ釣りの様に上の方から段々と探って釣っていく釣り方です。チヌもグレも、マキエサで出来るだけ魚を浮かせて浅く釣った方が釣り易いと考えているからです。

サシエサは、生沖アミ、加工沖アミ、ボイル沖アミ、練りエサ、コーン…等を準備して、エサ盗りの量や種類に応じて使い分けると釣果は一段と伸びるのでぜひ参考にしてみて下さいね!

 

【タックル】

ロッド 磯竿00号~0号 5.3m

リール LBD2500番

道糸  磯スペシャル ビジブルフリー1.5号~1.75号

ハリス トルネードVハード/トルネードコング/ブラックストリーム 1.25号~1.5号

ウキ  南ウキキングモデル00号~0号

ガン玉 G7 1個~2個

ハリ  チヌバリ 1号~2号

desktop