Angler

 お盆休み中、釣具店巡りをしているときに買ってしまいました。ウエットゲーターを。前々から気にはなっていたんです。涼しそうだなあと。で、実際使ってみると、とっても涼しいです。夏はこれですね。なんでもっと早く試してみなかったんだろうとちょっと後悔です。でもいいことばかりでもありません。脱ぐときはちょっとめんどくさいです。着替えに時間がかかりますね。それにこの時期に大量発生するアブに対しては、膝周りのゲーターの隙間が無防備になります。薄手のタイツではアブは防げません。虫除けを使用しても、水に入ればすぐに流れてしまうので、アブにつきまとわれているときは、頻繁に虫除けをスプレーする必要があります。

 さて釣りの方はというと、朝ちょっと寄り道をしたので、釣り始めたのは11時前くらい。いつもの堰堤上のプールで幸先よく26cmのイワナをキャッチしましたが、その後は苦戦。いつもはよく釣れるポイントで反応が芳しくありません。しばらく釣り上がって細長い泣き尺イワナをキャッチ。そのすぐ上流の瀬で重量感たっぷりの大型がヒット!やったと思ったのも束の間、すぐにばれてしまいました。掛け重視で選択している細軸フックが伸びていました。

 今回はいつもと違って流れの速い瀬の中や小規模なポイントでのヒットが多かったです。ルアーを引ける距離が50cmくらいしかないような小場所からけっこういい魚が出てきてくれました。中には「何喰ってるんだ?」と思うくらい腹パンの魚も。

 単独釣行なので一つ一つのポイントを丁寧に釣っていきます。接近戦ではフリップキャストを多用します。木の下にルアーをねじ込んだりもします。ルアーはシュガーミノーやシルバークリークミノーが活躍。いつも堰堤下の深みからたくさんの魚を引き出してくれるツインクルディープは、1匹目を釣り上げたところで破損。ショックです。

 スタートが遅かったので予定の堰堤までたどり着けずに引き返します。時間は5時。この頃から雨が降り始め、空が暗くなってきました。いつもならちょこちょこ竿を出しながら帰り道に数匹追加するのですが、今回は足早に入渓地点へと向かいます。釣果は28匹。前回2人で釣り上ったときより少ないですが、前回より良型が多かったのでまあよしとしましょう。

 そろそろ秋のエギングシーズンが始まるので、渓流釣行はあと1回か2回くらいでしょうか。記憶に残る大物で有終の美を飾りたいものです。

#中部 #福井 #イワナ