幾度となく新しい釣り方を生みだしてきたスタッフ岸本がまた新釣法を考えました。
その名も「チヌサビキ」です!!
 
「チヌサビキ」とは…兵庫突堤ではイワシやアジが良く釣れ、常にアミエビが撒かれている状況です。
アミエビ自身、色々な魚の常食であり、チヌも例外ではありません。
サビキシーズンは約半年以上あり、その間ずっとアミエビが撒かれているので兵突のチヌはアミエビにかなり反応します。
ここでスタッフ岸本はサビキでチヌが釣れればおもしろいんじゃないか、
ということでこのチヌサビキを考えだしました。
 
仕掛けはいたって簡単です。
太めの胴突き仕掛けに天秤付きのカゴを付け、
その先にハリス1mほどの1本針を付けます。
 
カゴにはアミエビ、針にはオキアミを付けあとはサビキと同じです。
竿をしゃくってアミエビを出し、アタリを待つだけ。
この時期有効なキワキワサビキと一緒にすればよりおもしろいです。
 
 
14日、早速試してきました。
夕方16時過ぎにポイントEに到着。
先ずは針に何も付けずにカゴを底まで落としアミエビを撒いていきます。
3、4回しっかり撒いてからオキアミを針に付けます。
 
オキアミが付いた状態で強くしゃくると外れてしまうので、
軽くしゃくり、あとは自然に出るように置いておきます。
 
その後は本当に置いておくだけ。
アタリがあれば合わるという感じです。
 
しかし2投、3投とアタリがありません。
兵突もとうとう冬になったかな、と思っていたらガツガツとしっかり目のアタリが。
いきなり来られるとダメですね。見事に素針でエサだけ取られてます。
 
悔しかったので仕掛けを入れて構えていると、またアタリが。
今回はしっかりあわせられました。
上がってきたのは15cmほどのウミタナゴ。
何とか魚は釣れたのでホッとしているとそこから5連続でウミタナゴが釣れました。
 
今年はウミタナゴの当たり年ですね(笑)
 
少し暗くなり始めたその時、今までとは違うアタリが!!
すかさずあわせを入れましたが、見事に空振り。
 
かなり悔しかったです。
本命らしきアタリだったのでなおさら。
 
ここでちょうどアミエビが無くなったので納竿としました。
 
去年はこの時期にチヌが良く釣れていたので確実にチヌは居てます。
「チヌサビキ」、これで釣れるまでは兵突に通わないといけませんね。
 
スタッフ 山本