五右ェ門
爆風予報の中、友人から「アジをたくさん持ち帰りたい」と頼まれ、覚悟を決めて出撃。
向かい風のポイントを選択。現地の海面は荒れ模様。足元は風波の泡だらけ。
そんな状況でも、泡の筋に沿って流すと、たまにアタリがあるが乗らない。フックサイズとワームのサイズを調整してまずは1匹。左右へのダートアクションに良い反応がよいことがわかり、それからは一気に連発モードに。
強風でラインが揺れ、小さなアジのアタリを感じるにははラインメンディングが重要。テクニカルな展開ながらも、快適な無風時とはまた違う楽しさがあります。
途中重いアタリがありましたがガシラでした。釣れるアジのサイズは小ぶりでしたが、このポイント・この状況であれば妥当。むしろ試行錯誤しながら数を伸ばしていくことに達成感があり、結果的に20匹以上をキャッチ。隣で竿を出していた友人も同じくらい釣っており、ふたりで納得の釣行となりました。
いつもはリリースですが、今日はすべて友人にプレゼント。とても喜んでくれて、こちらも満足。釣果だけでなく、気持ちも温まる夜となりました。
荒天でも成立するアジングの引き出しが、またひとつ増えた気がします。