らむななパパママ
昼過ぎに鴨川港から弁天島に歩いて渡って、夫婦で磯でショアジギングをしたものの、まるで反応がありませんでした。
「夕まずめまでは反応なしかな…」と思い、私がエサ釣りに変えたところ、手のひらサイズよりもさらに小さいサバが釣れ出したので、妻が「泳がせをやりたい!」と言いました。
泳がせ用の仕掛けは完成した状態で持参してはいなかったので、持っていた8号のハリスとマダイ用(?)のハリ、8号のナス型オモリを使って、急きょその場で仕掛けを作成。
小サバは網付きの小さなバケツで海へ沈めて生きの良い状態を保つように気をつけながら、妻が泳がせをやったところ、10分くらいしたらヒット! みごと1キロのスズキが釣れました!
タモを家に忘れたので、ゴボウ抜きでなんとか仕留めました。
その間、私の方は「ジグサビキ」に切り替えて小サバをせっせと釣り上げ、泳がせのエサを確保。
妻の方はその後、小サバに食ってくるウツボとの闘いが続きましたが、なにかと泳がせの反応が出るので、彼女は面白くて仕方ありません。
やがて、スズキを釣ってから2時間くらい後、妻の竿にドーンと重い引き!
また大きなウツボだろうと思っていたら、海面になんとヒラメが現れたではありませんか…
しかも見ただけでかなりの大物とわかり、大興奮です!
タモが無いのにどうしよう、と超アセりました…。
近くの釣り人にタモを貸して欲しいと頼みましたが、その方もタモが手元になかったようで、「このままじゃバレる…」と海面で暴れるヒラメを前にパニックです。
でも、ヒラメの口をよく見ると、アゴにハリがガッチリ掛かっています。
ハリスも8号だし、「なんとかゴボウ抜きでやれるかも…」と、イチかバチかで海面から引っこ抜きました!
足場の悪い磯で、安全な場所まで引き上げるまで、もう半狂乱状態です…
しばらく二人で嬉しさのあまり大爆笑! 妻は大満足でした。
私の方はエサの小サバをせっせと釣るだけでしたが、陸っぱりでこんな大物を釣り上げた嬉しそうな妻を見ているだけで、こっちも大満足の日でした。
かなり思い出に残る日となりました。