12/11(金)の深夜、和歌山市は8m〜9mの強風が吹き荒れていました。
風の強い日は少しでも釣りやすい追い風になるポイント(風裏)でアジングをする方が多いと思いますが、私はこんな日は敢えて向かい風の逆風ポイントを選ぶようにしています。
その理論としては、追い風のポイントは沖に向かって風が吹くので海面に漂うプランクトンも沖に流されてしまうと仮定できるからです。プランクトンが沖に流れるという事は、それを捕食する小さなベイトも沖に行ってしまう、、、アジは小さなベイトもプランクトンも捕食対象なので必然的にジグヘッドでは届かない沖目に移動してしまいアジが釣りにくい状態になる、、、と考えているからです。

それに対して逆風の時はプランクトンは強風で足元に打ち寄せられ、ベイトもそれを追って足元に移動、、、風の強い逆風でも超軽量ジグヘッドでも距離を投げず容易に足元でアジを釣ることが可能となります。
参考として画像の一枚目の上段に足元の海面の写真を掲載しました、、、表層には小さな泡のようなものや浮遊物がたくさん漂っています。これが計画どおりのパターンで目に見える浮遊物でも足元に打ち寄せられるということは、もっと小さなプランクトンは確実に寄って来てると想定できます、、、ということはベイトも寄って来てて『アジは足元に居る!』とほぼ断定できるのです。
あくまでも仮定の話ですが、イメージ通り釣果を出すことができました。

ちなみに使用したワームとジグヘッドは画像の一枚目下段にあるようにストリームヘッド0.3gと改造ワーム(テールカット)を使用しております。
投げにくいからと言って重たいジグヘッドではスグに沈んでしまい表層に集まってきているアジを釣ることができません。
ココは距離がほとんど出ませんが我慢して超軽量ジグヘッドを使うことをお勧めします。

一連の流れは、、、
キャスト〜着水〜ロッドを下向きに〜手元のラインをジリジリと引っ張りラインを締込みライントラブル防止に備える〜3秒数える〜ラインが風にはらんで自然に流されている部分もあるので3秒に1回転のペースでリトリーブ〜時折3〜5センチくらい「ゆっくり」と動かす〜〜〜アジがヒット!!

このパターンを覚えれば、釣り人で混雑している風裏に行かなくてもゆっくりとアジングを楽しむことができます。
興味のある方は是非お試しください。