ななしさん
前日のメバリングに続き、チニングへ。
クレインブリッジの下に１時半頃到着。ダメでも２~３時間頑張って帰ろうとスタートしました。
弱気の背景としては、この近辺にはこれまでに数回来ていて、魚を釣らずに投げ銭、じゃなくてルアーをロスト（根掛かり）してきたという痛みがあるわけでして。
でも釣具屋の「今なら結構釣れますよ♪」の甘い誘いにだまされるように通ってしまっています。
まずは前回初めてアタリがあったお地蔵さんの隣から始めます。
イマイチ底が取りきれていないので引いてみて初めて着底が確認できるという己のレベルの低さに苦笑いしつつ、ゆ～～っくりと引いてきます。
釣具屋ＰＢの安いシーバスロッドにハイギアのリールと言う道具がやっぱり悪いのかと思いながら、ハンドル１回転に３秒ぐらいかけて祈りながら巻いていると、だいぶ手前まで寄ってきたときにガガッとアタリが！思わず反射的にあわせてしまいフッキングならず。
一投目からのアタリに期待が高まりつつも、やっぱり道具じゃない、腕が悪いんだと少し反省したフリをして続けました。
しかし反省が足らなかったのか、その後しばらく粘りましたがアタリは得られず場所を移動。
移動と言っても歩いて橋をくぐり、ガードレールをまたいだ所で再開。影との境界線を意識しながら続けます。
ところがこちらも反応はナシ。
だんだんロッドの重さが堪えてき始め、予定の時間までまだ遠いながらも早くも終わるタイミングを考え始めた３時前、ゴゴッと言う前アタリが。
来た！と思いつつペースを変えずに巻くと、ついにひったくる様なアタリが！！思いっきりアワセを入れてフッキング！！！グァ～っとロッドがしなります。力強い引きに負けないようにジワッジワッと巻いていくとフワッと翻る銀色の影。待望のチヌです。しかもデカイ！
ところがここで別の問題が。どうやって抜き上げよう。。。どうせ釣れねぇだろう、釣れてもたいして大きくないだろうと高をくくっていたこともありタモは車の中。車は目の前に見えているものの道路の反対側で、時々車も通る。反動を付けて抜き上げてラインが切れたらシャレならんし、運悪く車が通って踏んづけられたら目も当てられない。と言うことで、足元まで手繰り寄せ、ラインを手で持って引き上げることに。引き上げる寸前に最後のひと暴れがあったものの、何とか無事回収！
手持ちのメジャー（目盛りつきまな板）では３０ｃｍまでしか測れないので、現地では４０ｃｍ以上とだけ確認して２匹目を狙って再開。しかし、釣り上げたテンションとは裏腹に、満足してしまった疲労感が勝り、数投だけして納竿としました。
帰宅後に改めて計測したところ５０ｃｍに一歩届かず、と言う感じで、釣った直後だったら５０ｃｍあったかも。とは言え、刺身その他で美味しくいただきました！
