ととのすけ 様 投稿記事

今日も明るくなる前に出掛けたが、たまに他所で見る方が先行している。

先日『ここは釣れるんですか』と聞かれ、「釣れます」と正直に答えた私が阿保なのか。

仕方なくお散歩がてらルアーを泳がせ、釣れぬまま場所が空いたので戻る。先方も釣れていないようである。潮の様子は宜しくないが、上げ止まりまでには動くだろう。即ち付近をテクテクとろとろ。

潮目を感じたところでキャスト。引っ張られるアタリ。針がかりはせず、ワームがズレている。同じコースは反応がなく、少しずつコースを変えるとまたアタリが。うん、ここのコースも知っている。おそらくまた来る。

少し沖目に沈め、竿を立ててアタリを取りやすく。そして竿を立てたら余計にスローに。

と、思ったところでバイト。落ち着いて合わせて、伝わる命を手繰り寄せる。

「ちょっと、お若いの、私のルアーを選んでくれてありがとうよ」

なんて言いながらサクッと抜き上げ、カメラにお顔を拝借。

「あんたまだ小さいね。大きくなったら、また私のルアーを探し出して頂戴よ」

なぁんて。

道具や服や腹拵えと、卑怯にも充分過ぎる備えで魚と対峙する恥ずかしさはあるが、それでも一筋縄にはいかないこの『釣り』という遊びとは、できれば一生、真面目に向き合っていきたいものだ。