7/1 午前/午後ともに真鯛ひとつテンヤ

本日は2部船の午前、午後ともに真鯛狙いのひとつテンヤ。

テンヤもこんな感じでご予約頂くようになると、

塩釜遊漁船の1ジャンルとしてすっかり定着した感じがしますネ♪

船長もクーラーに予備のエビを準備して準備万端の気合十分です。

しかし当の本命は手ごわい相手。

ご乗船の大半が「本命浮上せず」もざら、

どころか「全員オデコ」も覚悟しなければいけません。

予約TEL時のよくある質問は「本命NGでも何かしら釣れるでしょう?」ですが

アタリが遠い苦境にくじけて狙いを別物に向けた時点で「本命サヨナラ」なったり

「だめなときは保険で別な釣モノにシフトしたい・・・」などと

ヒヨった時点で時合いの好機を逃します。

そんな昨今、船長からお客さまへのアプローチは、

釣れない状況を受け入れて頂く「マインドの醸成」であると強く実感しています。

塩釜発仙台湾(金華山から相馬沖を指す)は恵まれた漁場で「釣れる釣り」は数多そろっています。

船長自身「クーラーパンク」の大漁至上主義を否定する気はさらさらないのですが

波の音しか聞こえない静かな海の上で、

細い竿先の極細ラインと対話しながら静かにそのときを待つ。

軽いテンヤの微妙な挙動に反して、本命のアタリはまさしく「爆発的」。

あなたもその反動に魅せられてはいかがでしょうか?

とは言いつつ、フィッシングボートふじしまでは

「カレイ釣れすぎ劇場」や「血まみれサバ・イバル・ジギング」

も絶賛放映中です(笑)。

画像はランガン午後船の客様、68cmと70cmの本命。

特に上の70cmは「夕焼け真鯛」で綺麗な魚体。

このお客さま、4中2バラしでそのひとつが結びが甘く

玉網かけ寸前に桜色の魚対に嫌われたり、

3枚目の猛烈なアタリに腕がアガって力負けしてしまったりと

船長もうらやましくなるほど楽しんでおられました。

ちなみに午前船はオデコ。

代わりと言っちゃ何なんですが、帰り際に鳥山突入でサバ・イバルの入れ食い味わって頂きました。