開進丸
１月２１日兄弟で頑張る
和合さん親子の、楽しい釣りの一日。
春紀くんと勇斗くんの、頑張りが楽しい釣果に繋がった。
早朝の船着き場。
「おはよう御座います。今日は、よろしくお願いします」
元気な春紀くん、勇斗くんの、挨拶が気持ち良かった。
竿の準備等を済ませて、船を出す。
海上は、北西の風が吹いていた。
ポイントに入り、直ぐにお父さんの指示で竿を出していく。
最初にアタリを捕らえたのは、お父さん。
同時に、勇斗くんにもアタリが来た。
小さい体で元気一杯、ラインの巻き取りに頑張っている。
傍で見ているお父さんも「がんばれ」と、声援を送っている。
獲物が姿を見せた。
良型の、オキアジだった。
お父さんが釣り上げたカンパチは、春紀くんが持って勇斗くんと記念の一枚。
ここから、兄弟二人の釣り奮闘が始まる。
勇斗くんが、アタリを捕らえる。
春紀くんが、傍に来てお手伝いする。
仲良し兄弟で、一緒に釣り上げていく。
オキアジも、良型がヒットしてくる。
お父さんが調べると「美味な魚」と、載っている様だ。
ポイントを移動しても、二人の釣果は続く。
勇斗くんが、ウッカリカサゴを釣り上げる。
春紀くんが、アタリを捕らえると、勇斗くんがタモを持って傍らに待機。
同じウッカリカサゴが、上がってきた。
北東の風が強くなり、波が出始めた。
「内場に移動しましょう」
波がバタバタ成る前に、波静かな内場に移動する。
ここでも、二人の釣果は好調に続く。
最初のアタリは、勇斗くん。
良型のサゴシが、ヒットしてきた。
「来た。来たよ」と、元気良い声を発して、リールを一生懸命巻いていく。
直ぐ後に、今度は春紀くんにアタリ。
針に掛かった魚が、元気良く走り回る。
この時も、勇斗くんがタモの係。
常に兄弟で、力を合わせて楽しい釣りをしている。
上がってきたのは、良型のスマカツオ。
「走ったね」と、お父さん、勇斗くんと笑顔が一杯。
船上が、二人の笑い声で賑やかになる。
勇斗くんにも、強いアタリが来た。
「何が来たかな」
みんなで、楽しい会話が広がる。
スマカツオが、続けてヒットしてきた。
春紀くんも、アタリを捕らえている。
「来たよ。引くよ」
二人の息子の頑張りに、お父さんも嬉しそう。
笑顔が満開で「春紀がんばれ、勇斗がんばれ」と、声援を送っている。
良型のサゴシを掲げて、写真を一枚。
内場に来てから、春紀くんの調子が一気に上がってきた。
「春紀の調子が出てきた」
お父さんも、嬉しそうにニコニコしている。
こんどは、勇斗くんにアタリ。
良型のイトヨリダイが、上がってきた。
釣果が上がる度に、親子で楽しい会話が広がる。
楽しい時間は、あっという間に過ぎる。
クーラーの中には、兄弟で釣り上げた魚が沢山入っている。
「今日の釣りは、楽しかったね」
お父さんの、わが子を思う優しさが、楽しい釣果に繋がった。
