12月25日風を避けて
雨の後は、風が出る。

このパターンは、変わらないようだ。

昨日の雨の後「晴れたら風か吹いてくるだろうな」と、仲間とも話をしていた。

予想通り、風力7の北西の風が、強く吹いてきた。

朝間詰めに沖合に出てみたが、風の強さに直ぐに白波が立ち始めた。

「これでは、釣りになりませんね。ロックフィッシュに、移動しますね」

北西の風が、避けられる所は…。

島影を選んで、移動する。

島を回り込む風が入ってくるが、沖に居るよりは、風当たりは少ない。

「ロックは、瀬掛かりはお友達」で、竿を出す。

仕掛けのロストは、当たり前の釣りだ。

浅いところでは5メートル位、深いところで25メートル位と、攻めるポイントに幅が有る。

最初にアタリを捕らえたのは、佐藤さん。

続けてアタリが来たのは、中嶋さん。

広峯さんにも、アタリが来た。

ポツポツとアタリは来る。

しかし、風がクルクルと向きが変わり、船が流れるコースが流す度に変わる。

少しでも、島影から出ると、西寄りの風が強く吹いてくる。

沈み瀬が何処にあるのか、確認しながら流すコースを決めていく。

上手くポイントに填れば、アタリが来る。

時折、風が弱まった瞬間を見て、沖に出てみる。

船上から海底を見ながら、アタリを探っていく。

同じ所では、流す回数が限られる。

今回は、2度までが限界だろうか。

一度流しただけで、直ぐに移動する所もある。

時にはアタリと同時に、針が折られる事がある。

海底の岩場に潜む、ロックフィッシュだけに岩陰に潜り込むのも早い。

潜り込まれたら、なかなか出てこない。

針を折っていくヤツは、口の堅いヤツなのだろうと思っている。

石鯛かも…と、思ったりしているのだが…。

正体は、分からない。

今回は風が強くて、入ることのできる場所が僅かしかなかった。

本来なら、広範囲を攻めてみたい。

風の穏やかな日に、また、頑張ってみたい。

#九州 #宮崎 #ロックフィッシュ #ハタ