8月9日台風の影響か
久し振りに、水平線から顔を出すお日様を見た。

ポイントに向かいながら、確認する水色も青くて綺麗。

「釣れると良いな」

いつも、そう思いながら、ポイントを選定していく。

今日は、行ってみようかなと思っていたポイントには、既に何隻かの船が集まっていた。

「ならば、別のポイントにしましょう」と、船の向きを変える。

入ったポイントのベイト反応も、まずまずの感じだ。

海上は、台風の影響も少し入っているのか、南東からのウネリが寄せてくる。

風も、南西の風が吹いている。

そんなに強い風ではないので、今の内に頑張りたい。

宮田さんにアタリが来た。

良型の真鯵が、上がってきた。

1投目からのアタリに、ホッとする。

続けて、宮田さんにアタリが来た。

良型の真鯵が、連発してきた。

ガンゾウヒラメも、独特の重量感を感じさせながら、上がってきた。

辻さんにも、アタリが来た。

鯵の仲間の、目鯵が上がってきた。

目玉が大きくて、クルクルしている。

この後、暫くアタリが止まってしまった。

ポイントを少しずつ、変えながら探っていく。

1時間ほどして、辻さんにアタリが来た。

ホウボウが、上がってた。

宮田さんにも、ホウボウがヒット。

「下潮が、上手く動いていないのかもね」と、話しながらポイントを探していく。

ベイト反応のあるところで、ジグを入れていくとシーラが寄ってきた。

投げ込んだジグに、ヒットしてきた。

シーラの走りは、強烈で面白い。

70センチ近い、雄のシーラだった。

ポイントを変えながら船を流していると、先に船が集まっていたポイントに、船の姿が見あたらない。

「チョット、行ってみますか」

干潮の潮止まりも過ぎ、上り潮が動き始めている。

ベイト反応も、良い感じで出ている。

潮に乗せて流していると、宮田さんにアタリが来た。

ハガツオが、上がってきた。

1キロ前後のハガツオが、続けてヒットしてきた。

辻さんにも、アタリが来た。

これも、同じくらいの大きさのハガツオだ。

潮の流れが、0.7ノット前後できたに流れている。

辻さんに、強いアタリが来た。

ドラグ音が鳴り響く。

「青物ですよ。多分、鰤です。ゆっくり、行きますよ」

強い引きに耐えながら、その引き鯵楽しむ。

竿先が、海面に突っ込むような強い引き。

水深が浅いだけに、走りは強烈。

突然「バチッ」と、ラインが切れた。

「あー…」

悔しさが、体中から溢れている。

その後も、ポツポツとハガツオのアタリは、出てくる。

しかし、ハガツオも回遊しているのか、アタリが途絶える時間帯もある。

ポイントを変え、流すコースも変えてみるが、アタリが来ない。

先ほどまで、程良い流れだったのが、2ノットを超える流れに変わってきた。

潮の流れ、風の向き、ウネリの寄せてくるのが、同じ方向になっている。

船も、時折、大きく揺れだした。

「引き上げましょうか」

アタリが止まったところで、納竿とした。

夕方近くになると、風が可成り落ちてくる予報になっている。

「夕間詰め狙いで行けますか」

「予報では、風も落ちるみたいですし、行ってみましょうか」

3時過ぎに、夕方狙いの船を出す。

港の出口アタリでは、南西の風が風波を立てている。

南西の風を追い風に受けながら、ポイントに入る。

流し初めて、直ぐに、関屋さんにアタリが来た。

良型のハガツオが、ヒットしてきた。

「下潮の絡むところと、抜けるところがある」

「抜けるところの下を探ると、アタリが来た」

潮の様子を探るところから、スタートしていた。

「来た」

獲物が走り回っている。

「何んやろ」

上がってきたのは、ヤズだった。

村山さんも、東原さんも、潮の様子を探っている。

南東の風が、やや強い分、ラインも可成り出ているようだ。

村山さんに、アタリが来た。

良型のハガツオが、上がってきた。

時折、船の周りにシーラが姿を見せる。

関屋さんの竿に、アタリが来た。

「シーラが来た」

針掛かりしたシーラの周りに、何匹かのシーラが付いてきている。

可成りの数の、シーラが寄って居るみたいだ。

70センチクラスのシーラの走りは、強くてスリリングだ。

「今からかな」

いよいよ、夕間詰めに入る頃になって、南東からのウネリが高くなってきた。

雨もパラパラと、小雨が降ってくる。

「潮が止まって気がする」

確かに、仕掛けがほぼ真下に入るようになってきた。

「ウネリも出てきたし、引き上げますか」

潮の止まり、引き上げのタイミングと帰港する事にした。

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