9月3日ブリとハガツオ
沖のポイントに向かう途中に、タチウオを狙ってみた。

最近は、釣れたり釣れなかったりしている。

今日は、指3本クラスが来たが、数枚釣り上げたところで沖に出た。

深場のポイント、数カ所で竿を出してみたい。

回る予定のポイントは、全て100メートル超のポイント。

北東の風が、吹いている。

朝間詰めのうちは、そんなに強くは吹いてこないだろう。

脇坂さんと手嶋さんが、竿を出す。

海底付近よりも、中層にベイトが多い。

その正体は、カマスのようだ。

手嶋さんに、強いアタリが来た。

時折、ドラッグ音が鳴り、ラインが出る。

「ハタかな…」

水深があるだけに、獲物が浮いてくるまで少々時間を要する。

大きな真鯛が、見えてきた。

68センチ、3.3キロの雄の真鯛だ。

出足としては、最高の形になった。

脇坂さんにも、アタリが来た。

「余り引かないけど、何だろう」

上がってきたのは、大きなアカヤガラ。

美味しい魚ではあるが、今回は海に帰す。

アカヤガラが来ると言うことは、潮が動いていない事に成るのだろうか。

今日も、潮の色は青々として、良い色をしている。

北東の風が強くなる前に、次のポイントへと移動する。

移動したポイントのベイト反応は、魚探が水深を間違えるほどのペイと反応が出る。

手嶋さんに、次のアタリが来た。

1.5キロクラスの真鯛が、上がってきた。

120超のポイントに入る頃には、北東の風が強く吹いていた。

脇坂さんが仕掛けを入れると、ホール途中でアタリが来た。

本鰹がヒットしてきた。

型は小さいけれど、嬉しい本鰹の釣果だ。

手嶋さんにも、アタリがある。

深海のエビスダイがヒット。

真っ赤な姿が、綺麗な魚だ。

図鑑で調べると、食味は星三つになっていた。

北東の風が強くなり、着底が取りづらくなってきた。

潟近くに移動する。

最初のポイントは、エソが連発。

粘ってみたが、次のポイントへ移動する。

移動したポイントでは、根回りにペイト反応がある。

手嶋さんに、強いアタリが来た。

ドラッグ音が鳴り、ラインが引き出される。

「鮫かな…」

獲物が真下に突っ込みを見せている。

「鮫じゃ無ければ良いな」

獲物の姿が見えるまでは、期待と不安が交差する。

やがて、姿が見えた。

「ブリだ」

98センチ、8.8キロの丸まると太ったブリが上がってきた。

思わぬ大物に、みんなで祝福する。

脇坂さんにも、アタリが来た。

45センチクラスのマアジが、ジグにヒットしてきた。

納竿間際に、脇坂さんにアタリが来た。

このアタリも、強い引きを見せている。

表層を泳ぎ回って、なかなか浮いてこない。

「もしかして、2匹目のブリが来たか」

大いに期待が膨らむ。

やがて、銀白色に光る魚が見えてきた。

「ハガツオだ」

2キロクラスの、良型のハガツオだ。

「ハガツオが嬉しい」

脇坂さんの笑顔が輝いた。

ブリとハガツオの嬉しい釣果で、起用の釣りは納竿とした。

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