1月20日 少しだけ上り調子かな?
昨日確認していたポイントに、入ってみた。

YさんとZさんのお二人に、昨日のベイトの様子を説明して釣り開始。

潮は「止まっているのか」と言いたい位、ゆっくりと上っている。

北東の方に流れる感覚的には、まずまずと言った潮の流れだ。

ベイトも、海底から5メートル程浮き上がって、ベイト柱が立ち並んでいる。

濃いのも有れば、薄いベイト柱もある。

「何かが付いているかもしれませんね」と、期待したくなる反応だ。

しかし、出足はもの凄く静。

シャクレども、シャクレどもヒットしてこない。

ならば仕掛けを変更。

ジグから鯛ラバに変える。

これが功を奏した。

Zさんに35センチくらいの真鰺がヒット。

Yにも、上記写真のレンコダイがヒット。

まずは、ボーズでは無くなった。

Yさんに、強いアタリが来た。

「結構引きますよ。この竿の叩き方から、多分真鯛でしょう」と、推測。

上がってきたのは、60センチ2.5キロの綺麗な真鯛。

「バッチリです」

神経締めもバッチリ出来た。

今度は、Zさんにアタリが来た。

「真鯛だと良いですね」と推測するが…。

上がってきたのは、良型のレンコダイ。

「今日は赤が続きますね」

その言葉が終わらない内に、Zさんに又してもアタリが来た。

1.5キロの良型の白甘鯛。

「これは、良い!希望の釣果ですね」と、笑顔。

ここから、釣果が一気に上り調子になっていく。

釣果の正体は、35センチから40センチ近い真鰺。

リールを早巻きすると、何故か青鰺がヒットしてくる。

YさんもZさんも、一投ごとに真鰺がヒット。

真鰺の数が徐々に増えていく。

「青物がくれば…」

と、欲も出てくるのが釣り人。

しかし、沖から白波をたてて“潮目”が入ってきた。

風も北に変わって、ウネリが北から寄せ始めた。

東からの潮目とぶつかって、凄い波が立ち始めた。

「天気の崩れが早まったのかな」

少し不安な気持ちになってくる。

潮目の白波、北からのウネリ、強くなってきた北風。

それらを避けるようにして、ポイントを探すが「無理は止めましょう」とZさんとYさん。

「諦めて帰りますか」

「はい、帰りましょう」

と、帰港した。