9月19日 濁った上り潮

台風の雨による泥濁りが、まだ残っている。

潮の流れは、遅く時で0.8ノット速いときで1.4ノットで北東に流れる上り潮。

しかし、潮の色だけ見ていると「下り潮か」と、思ってしまうほどだ。

朝の内、タチウオはどうだろうかと思って竿を出してみたが、アタリはなくアラカブが来たのみ。

タチウオがアタリ無しなら、表に出てみよう。

ヒゲバエの横を通っていく。

この時、沖から潮目が何本か入ってきていた。

魚探には、余りベイトの反応は出ていない。

少しだけ、ベイト反応が出ている処でジグを落としてみた。

3投目にアタリが来た。

ドラッグが鳴り、ラインが出ていくので一瞬青物を想像したが上がってきたのは、2キロ近いハガツオ。

鯖も型が一回り大きくなっていた。

ポイントを変えると、今度は小さいけれどタチウオが来た。

この後、暫く鯖が連続して当たってきたが、徐々にアタリが出なくなってきた。

沖からの潮目は、何本か見えている。

その中の一つに、潮が渦巻くような感じの潮目があった。

その中に入り、魚探を覗くと、凄いベイト反応が出ている。

直ぐにジグを落とす。

アタリは直ぐに来た。

二キロ近い良型のハガツオと、35センチクラスの真鰺が、ダブルで上がってきた。

船を戻して、流す度に丸々とした鯖がヒットしてくる。

殆どが、ホール中にジグが止まる形で、アタリが出てくる。

海面でも、鯖やハガツオと思われる魚が水飛沫を上げて、餌となる小魚を捕獲している。

その中に、オレンジ色した綺麗な魚が居た。

船から、5メートルほど離れたところを泳いでいたが、船を近づけると潜っていった。

なんて言う魚だろうか。

昼過ぎになって、潮が渦巻くような潮目は消えた。

台風明けで、アタリが出るか気になっていた。

ハガツオや鯖が中心になるが、アタリは多かった。

潮の濁りが取れれば、もっと良くなるかもしれない。