開進丸
8月27日 粘り続けてみるかな
本来は、何カ所かのポイントを移動しながら、アタリを取っていくのがスタイル。
しかし、今日は余りポイント移動をせずに、粘り続けてみようかな。
潮行きは、上り潮が1ノット前後で通している。
昨日よりは、遅くなっている。
ベイトは、全体的には少なく感じるが、場所によっては可成りの反応がある。
そのベイトをねらって、蔵屋さんが竿を出す。
直ぐにアタリが来た。
上がってきたのは、30センチクラスの真鰺。
ベイト反応の正体は、この真鰺なのかな。
鯖も仕掛けの回収中に、可成り海面近くでヒットしてくる。
続けて、アタリが来た。
このアタリは、力強い引きを見せている。
横で見ていると「青物かな」と、思えるような引きだ。
上がってきたのは、真鯛。
67センチ、3.3キロの良型だ。
神経締めも巧くいった。
北東の風がやや強く吹く中、出足としてはまずまずだろう。
今度は、仕掛けの回収中にアタリが来た。
鯖かと思ったが、ハガツオが姿を見せた。
今年のハガツオは、去年からすると一回り小さい気がする。
これから涼しくなっていくと、型のもっと良くなるだろう。
時間の経過とともに、アタリの出る間隔が長くなってくる。
船を流すコースを変えてみると、強いアタリが来た。
海中に白く光る魚体が見える。
上がってきたのは、此もハガツオだった。
10時を過ぎると、北東の風が徐々に強くなってきた。
風は北東から、ウネリは南東からと、風とウネリがぶつかる感じになっている。
潮行きも途中から、下り潮になってきた。
急な潮の変化だ。
潮が変化したこともあって、ポイントを移動する。
蔵屋さんに、良型の真鰺が来た。
35センチ近くは有りそうだ。
しかし、その後は沈黙の時間が過ぎる。
潮の急な変化が、影響しているのだろうか。
北東の風も止みそうにないと判断し、帰港した。