6月13日 船着き場で立ち話
今日は雨がぱらつき、風も出ると思っていた。

目が覚めたら、お日様が顔を出す良い天気。

「凪に見えますけど」とお客様から、写真付きでラインが届く。

「でも、昨日は可成りな波があったしな…」と、昨日を思い出す。

昼から、船の給油も兼ねて船着き場に行ってみた。

船仲間が、私の車を見てやって来た。

その船仲間からは「高いところから見ていると、風波が立っていたよ」と、午後の海の様子を教えて貰った。

今日の写真ではないが、ここで波が騒いでいるときは、沖はウネリと波がある事が多い。

「ところで、先週の鰤とヒラメは、どれくらいやった」

「鰤が9キロ、ヒラメが4.7キロやった」

「凄いね。鰤に虫は入ってなかった」

「大丈夫やった」

大体ポイントは分かっているが、スマホの海図を見ながら話が弾む。

「その後の鰤は、どれくらいやった」

「10キロ超やった」

「虫はどうやった」

「外側に着いていたけど、中はいなかった」

午後からの船出で、今月2本の鰤を仲間はゲットしている。

今日の午前中に船を出していた、仲間にも連絡してみた。

「朝は、どうやった」

「出たのは遅かったのよ。着いて直ぐにイサキが来て、出足良いぞと思ったけど、その後アタリがピタッと止まってしまった」

「何も、当たらんごつ成ったと」

「竿が、ピクリともせんがった」

場所によって、潮の動きが違っている様な感じだ。

話をしていると、又一人お客様が来られた。

「こんにちは、今日は仕事でこっちに用事があったモノで、車が見えたから寄りました」

「ビックリしました」

「今日の潮は、どうでした」

「道路から見た限りですけど、沖目には青い潮が有る様に見えます」

「良い感じですかね」

「行ってみないと何とも分かりませんが、上り潮が入っていれば良い感じの釣りが出来ると思っています」

午後からは、船着き場で大物の鰤の話や、不調の話などで気が付くと午後7時前だった。

「明日は午前中に、大島沖に出てみましょうか」

「波がなければ良いですね」

「今、ちょっと波がある感じの海になっていますが、朝は西が吹くと思います」

「良い感じのヒットが有ると良いですね」

天気は、今日より明日と回復していくはず。

出てみて、勝負しなくちゃな。