開進丸
2月22日 最近、思っている事
船を出して、最初に入るいつものポイントで、潮を見る。
潮の流れる方向を見極めてから、次のポイントへと移動する。
どのポイントに入っても、一番最初の仕事は、ベイト探し。
どのアタリに固まっているのか。
瀬の真上なのか、落ち込みなのか、はたまた、瀬から離れた海底の変化しているところなのか。
これによって、船を流す方向が決まる。
でも、最近ベイトを追いかけていて、思うことがある。
「このベイトなら、何かが付いているはず」
と、思ってもなかなかアタリに繋がらない。
何度か船の入るコースを変えてみても、ヒットしない。
魚は居ると思っているのだが、ベイトが蛇行していても、ベイトの群れに穴が空いていてもヒットしてこない。
魚に反応させる為の、何かが合わないのだろう、としか思えない。
また、本来ならベイトが居ても良い場所にベイトが見あたらず、少し離れたところに纏まっている。
仲間や、知り合いから「ベイトが居ない」と聞くことがある。
こんな時に多いのが、瀬から離れたと所にベイトが居るとき。
「ベイトが移動している」と、表現することがある。
時折仲間から「水島方面にはベイトが居ません」「大浦方面にはベイトが少ないです」とか連絡を受ける。
私も、同様なことを感じることが良くある。
こんな時に、ベイトが移動していることが良くある。
「此処ならベイトが溜まっているはず」と思ってポイントにはいると、ベイトが映らない。
しかし、船の方向を変えようと少し動かしたときに、ベイトが魚探に反応する。
こんな時は「やった!見つけた」と嬉しくなる。
ベイトが立ち上がっていたときなどは、チョットした興奮を覚える。
でも、最近はそれでもヒットして来ないことが多い。
水温の変化が最大の原因かなと思ったりもするが、ちょっと不満だ。
でも、アタリが出るときに魚探を見ていると、瀬の駆け上がりよりも、駆け下がり、または、海底の窪みにベイトが映っている時が多い気がする。
これから、春になり水温に変化が出てくると、ベイトの反応も又変わってくるだろう。
山桜が咲く日が、待ち遠しい。
私が思っている、最近のベイトです。