冬型の気圧配置で海は爆風…というわけで、高槻市の摂津峡にある芥川マス釣り場へ久々の川釣りに行ってきました。写真4～5が釣り場の風景、どんな山ン中やねんと思うでしょうが、高槻市駅から20分かそこらです。

　ここのマス釣り場は餌釣りとルアー・フライのエリアが分かれていて、餌釣りスペースは堰で仕切られた個人ごとのスペースに大体1人あたり15尾ぐらい放流してくれる方式です。マス釣りは放流後すぐは簡単に釣れるんですが、餌を見切られるとアタリが途絶えますので、なかなか放流分全部釣るのは難しいです。釣れなくなったら餌を換えてやるとまた釣れだします。今回は定番のイクラとブドウ虫の他、海釣り用のオキアミも持参。

　イクラとブドウ虫で10尾ほど釣ってアタリがなくなったのでオキアミに換えて流していたところ、流れていたウキがフッと止まる微妙なアタリ。アワセると、一瞬根掛り？と思う重さ…に続いてググググッ！と強烈な引き。浮いてきた魚体見てビックリ、でかい(＠＠)。

　この芥川のマス釣り場は上流と下流の端がルアーエリアで、そこにはボーナスとしてやたらデカいマスが何尾か放流してあるんですが、それが増水で流れてきて私のスペースに居着いていたようです。しもた、タモ持ってへんし、おまけにハリス0.6号…。5分ぐらい格闘して魚がグッタリした所で浅瀬に誘導し、この寒い中仕方なく川に入ってハンドランディング…防寒ブーツに思いっきり浸水しましたが、体長49cm、1120gの大物ゲットでした。写真1の下側に写ってるのがレギュラーサイズの20cm前後のもの、ペットボトルは2リットルのやつです。写真2のとおり顔面がありえんほどでかい…（笑）。その後1尾追加した所で浸水した足が冷たくて音を上げてしまい撤収。最終12尾の釣果でした。

　芥川マス釣り場は鮎釣りの禁漁期間になる冬場のみ営業、日券は大人3500円、駐車場別途1000円です。餌、貸し竿、氷付きスチロールクーラーあり、BBQ可で足場も良好なので、今回のような大物狙いの本気の釣り師だけでなく家族で小春日和にちょっとお出かけにも最適です。