開進丸
11月28日 明日に掛けよう
朝は、気持ちの良い青空が広がっていた。
仲間達から「凪だよ」と、写真付きで連絡が来る。
お客様からも「凪ですね」と、写真付きで連絡が来る。
行きたい気持ちが、メラメラと湧き上がってくる。
「明日に掛けます」
明後日からは、又、天気が下り坂になっている。
海を眺めて、あそこに行けば青物が釣れるかも、此処なら鯛が釣れるかも等と空想が働く。
妄想の中では、20キロ、30キロの超大物が私の手の中にある。
「よっしゃ、ビッグ1を取ったぞ!」
てな調子の、あり得ない妄想の世界だ。
磯釣りの頃、下り潮ならこのポイントでこう流して、上り潮ならこのポイントからこう釣ってとか、パターンが有った。
船の場合、私はこんなパターンは無いだろうと考えていた。
しかし、ポイントによっては、あり得る。
ここから先は、皆さんと考え方が違うかもしれません。
単に私の考えですから、悪しからずお許し下さい。
海底の形状が大きく作用するのだが、潮が真北、真南に流れるか、または沖に払い出すか等々によって変わってくる。
風の影響も、大きな要因の一つになる。
大島の東側では、下り潮が有利となるポイントがある。
内場では、北東から南西に流れる潮が、好条件になることが多い。
油津沖では、上り潮が沖に払い出す場合に、釣果が上がることが多い。
水島沖でも、沈み瀬の上をどの潮が流れるかで釣果が変わったことがある。
これらは潮が流れる方向に、沈み瀬等のポイントが都合良く並んでいることにも、理由はあると思う。
他にも、色々な条件で釣果が変わることがあった。
釣果が上がる条件は、単純ではなく色々な海の条件が要因となる。
潮の流れの速度もその一つ。
ベイトも最大の要因の一つ。
私が、潮の流れによってポイントを決める時、ベイトと同時に海底の瀬の形も見ることにしている。
皆さんも同様だと思っている。
潮がどの様に流れるかで、ベイトの溜まる位置が変わってくるからだろうと、思ったことも多い。
大浦沖では、北東に潮が流れるときに、好釣果になったことがある。
その日の釣り条件の善し悪しは、潮行きが一番かもしれない。
ベイトが居るかどうか、どのアタリにいるかも必須条件。
明日はどの様な潮になるのか、楽しみで不安でもある。
http://blog.goo.ne.jp/kaisinmarugo
090-8413-4863