2026/09/25 UP
インプレ

【トップウォーターゲームにおけるラインに求める性能】杉原康太郎

 

 今回は30年近くトップウォーターゲームのみをやりこんできた釣り人として、トップウォーターゲームにおけるラインに求める性能についての話を少しさせていただこうと思う。

私がトップウォーターゲームに使用するラインに求める性能は大きく分けて4点ある。

 

まず1つ目が、ラインの伸度である。

トップウォーターゲームに使うロッドは、柔らかめのロッドである事が多い。なので、ラインの伸度というものがとても重要になってくる。柔らかいロッド+伸びやすいラインの組み合わせだと、フッキングをしてもラインが伸びてしまって本来伝えたい力が伝えられないため、フッキングが決まらずに途中で魚がバレてしまう事も多い。なので、伸びが少なくてしなやかさのあるラインが必要となってくる。

 

 2つ目は、ラインのスベリ性である。

トップウォーターゲームはとにかくキャストが命と言っても過言ではない。キャスト時にラインに求めるものはスベリ性というラインの表面の滑らかさである。バイトのチャンスを増やす為には、岸ギリギリに極力着水音を立てないようにキャストをする事がとても大切で、ガイドを通る際のラインの抵抗の少なさやサミングを行う際に指にあたるラインの表面の滑らかさがとても大切になってくる。

 

 3つ目は、ラインの視認性である。

トップウォーターゲームは、ラインのトレースコースがとても大切になってくる。

例えば、少しだけ水面から顔を出している立木が1本あるシチュエーションがあるとする。岸際にルアーを着水させ、立木の右側ギリギリを通したいと思っているが、キャスト時にラインが立ち木の左側に着水しそうな場合、ロッドを使ってラインを立木の右側にいくようにさばく必要がある。そんな時に、視認性の悪いラインを使用してしまうと、キャスト中にラインが今どのコースを通っているのかがわからず、着水後に立木の左側にいってしまっていたと気づく事が起きてしまう。なので、キャストの途中でラインがどのコースを通っているのか確認できる視認性がとても大切な要素となってくる。

 

 4つ目は、ラインの耐摩耗性である。

トップウォーターでブラックバスを釣る為には、オーバーハングの下やブッシュ周り、ゴミだまりを攻めたりする機会が多い。そのような際に、ラインがストラクチャーに擦れたりする事も多く、耐摩耗性の低いラインを使うと簡単にラインの表面が傷ついてしまい、本来のライン強度が著しく低下し、魚がかかった瞬間に切れてしまうリスクが高くなってしまう。

 

 

【Newマシンガンキャストの解説】

シューター マシンガンキャスト

今まで見てきたようなトップウォーターゲームに求めるナイロンラインの性能を踏まえて、新しく生まれ変わったマシンガンキャストについて簡単に解説していきたいと思う。

 

 実際に使ってきて感じるのが、NEWマシンガンキャストは、一言で言うとトップウォーターゲーム用と言っても過言ではないナイロンラインに仕上がったと感じている。

プラズマライズを施した事によって、トップウォーターゲーム求める要素である、低伸度・スベリ性・視認性・耐摩耗性が高次元で実現されている理想のラインに仕上がっている。様々なナイロンラインを今までに使ってきたが、今回ほどワクワクするラインに出会った事は無い。そう言い切れるぐらい、ナイロンラインとしての快適性が感動レベルで優れている。

 これらは、長時間沢山のキャストを繰り返すアングラーにとって圧倒的なメリットであり、力を入れなくても飛距離が出る為、1日釣りをした際の疲れもかなり軽減される。さらには耐摩耗性がアップしたことによって、今まで使っていたポンド数より一つ下のポンドのラインを使う事が可能になり、ルアーの操作性やルアーアクションがより良くなるという恩恵をもたらした。

 

 以前のマシンガンキャストも十分良いラインだったのだけど、今回のNEWマシンガンキャストはそれと比べてどう良くなっているのか?マシンガンキャストを使い続けてきたアングラーとして最後にその辺りを解説していきたいと思う。

 

 

 まずすぐ感じられるのは、キャストの圧倒的な伸びである。

初めてNEWマシンガンキャストを使用した際に、いつも通り水際に落ちるぐらいの力加減でキャストをしたのだが、気付けばキャストの伸びがイメージを超えており上の土壁にルアーが突き刺さっていた。自分がイメージしたキャストを、軽く超えてくるラインのスベリ性に驚かされたのを今でも鮮明に覚えている。ラインが変わっただけで、こんなにキャストに違いが出るのかと思うぐらい、今までどれだけ頑張ってフルキャストしても絶対届かなかった距離のキャストまで可能になった。ロッドを変えるでもなく、ラインを変えるだけで感じられるこの飛距離の変化は是非とも実感してもらいたい。

 

 

さらに使い続けて感じるのは、耐摩耗性の向上である。本当にラインに傷が入りにくい。今までのマシンガンキャストは枝にラインが巻いてしまったり、ストラクチャーに擦れてしまった場合は、どうしても表面がザラついたりして傷が入ってしまっていた。これは今まで使ってきたナイロンラインは全てそうだったし、それが普通だと思っていた。しかし、NEWマシンガンキャストは本当に驚く程傷が入りにくい。今までならライン表面が完全にザラザラになっていたようなシーンでも、ルアーを回収して指でラインチェックを行うと全くと言っていいほど傷が入っていない事に驚かされる。

この2点が新旧マシンガンキャストを比較して圧倒的に体感できる大きな違いだと感じる。

 

サンラインのテスターという立場を抜きにして、アングラーとして是非一度NEWマシンガンキャストを使っていただきたいと思う。そうすれば、今までのナイロンラインの概念

が覆されると思うし、キャストするたびにワクワクを感じる事が出来るはずだ。

 

desktop