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向かい風の悪条件下でこそ輝くアジングの醍醐味

久しぶりに釣り仲間と再会し、アジングを楽しんできた。普段とは異なる風向き——しかも向かい風が吹き荒れる状況だったが、それがかえって良い練習になった。

風速5〜8m/sの向かい風は、アジングにとって決して楽な条件ではない。ラインが煽られ、キャスト精度が落ち、レンジコントロールも難しくなる。それでもアジの気配が濃厚に感じられたため、あえてこのコンディションに挑むことにした。悪条件を避けるのではなく、向き合うことで得られる経験値は大きい。

まずはアジのいる層(レンジ)探しからスタート。カウントダウンを入れながら丁寧に探ると、意外に早く反応の濃いレンジを発見できた。そこからは巻きでもフォールでもアジが積極的にバイトしてくるが、少しレンジがズレるだけで反応がぴたりと止まる。まさにピンポイントの釣りだ。

ここで効いたのが、ある“小技”。ヒントは出さず挑んだが、答えはこうだ。

0.8gの軽量ジグヘッドをフリーで着水させ、ボトム付近まで落とす。その後、ロッドの角度を微調整しながら、風の力を借りて徐々にレンジを上げ、水平方向にキープする。

向かい風がラインを押す力を利用し、ジグヘッドを自然に漂わせるイメージだ。風の強さ、ジグヘッドの重さ、ロッド角度、リーダーの太さが絶妙に噛み合うと、ルアーがアジの目の前を長く通過し、連発モードに突入する。特に冬の低活性期に有効で、レンジが狭い状況で威力を発揮するテクニックだ。理解できる人はおそらくエキスパート級だろう。

その後、仲間も合流し4人で釣りを続けた。皆それぞれ試行錯誤を繰り返すが、答えに近いアプローチをした人がポツポツとアジを掛けていた。悪天候の下、思うようにいかない状況は悔しいが、それがまた練習になる。

久々の悪条件アジングは、決して快適とは言えなかったが、貴重な学びの場となった。今後もこうした状況を恐れず、積極的に挑んでいきたい。皆さんもアジングの練習を続け、スキルアップを目指してほしい。また一緒に釣り場で会おう!

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