淡路∞無限釣
その日もまたふらりと海へ。
時は17時00分ごろのこと。
防波堤には人けはなく、灯台のあたりまで行きました。
風はおだやかに、鼻先を抜けてゆく。眼下の波の下には小さな魚がたくさん泳いでいる。
振り出し竿をするすると伸ばして糸を通して仕掛けをつける。軽めの天秤に、キス用のハリ、冷蔵していた青イソメをつけて投げると、
ググッ…
小ぶりでちょっぴり強引な引きがあったあと、軽く合わせてリールを焦らずに巻き戻すと…
キスが!
ここは冬場には当たりがなかった場所で、あまり期待していなかったのに、さっそく本命がかかってホクホク。
何度も投げて巻いて、また当たりが…
次はベラ…
次もベラ…
次こそは…
スズメダイ
あれれ、
キスは…?
と思ったその時、また小さくぶりぶりとした引きが…!
さっきよりも大きめのキスが。ともあれそれより先はもうキスがかかる気配もなく、潮目も代わった感じがしたので、晩御飯も食べたくなったので、これにて納竿といたしました。






















