皆さん、こんにちは。南九州宮崎県在住の郡山善充です。
このコラムが紹介される頃は、晩秋から初冬の頃だと思いますが、南国宮崎のショアゲームの魅力を！今回も皆様に紹介していきます。

『宮崎エリア』

太平洋に面した宮崎県。九州南部に位置し、遠浅の海と温暖な気候、南国の木々、草花が生い茂る景色は、正に海外のリゾート地を思わせる雰囲気。
オカッパリソルトルアーフィッシングも季節ごとに楽しめ。
多種多様なターゲットが生息する。アングラーにとって魅力的なフィールドです。
では、早速！今回のエバゲーム『メッキゲーム』の魅力をお伝えしていきましょう。

『エバゲームとは？』

まずエバとは、南九州で総称されている（ヒラアジ系の幼魚の事）
ロウニンアジを代表とする。魚達で、ギンガメアジやオニヒラアジなどの幼魚の事を南九州、一部九州『宮崎、鹿児島、大分』で呼んでいます。
宮崎県や鹿児島県（離島含む）の太平洋では、南から北上する。
黒潮の影響もあり、海水温が暖かく（周年を通して）、南方系の魚である。ヒラアジ類が多く生息しています。
その様な環境もあり、季節を問わず、周年楽しめるターゲット『エバ』になっています。
では、どの様なフィールドで狙うのか？どうやって釣るのか？のお話をして行きます。
エバの釣れる（狙える）シチュエーションは多種多様にあります。
磯、港湾、河川、サーフと言った感じに、一般的にオカッパリ（ショア）の釣り場です。この様な場所であれば、どこにでも生息、回遊してくるターゲットです。
宮崎では、場所により、釣れる魚のサイズが変るのも特徴！
磯場では、60センチ、70センチのヒラアジとしては（ミドルサイズ）の個体が狙って釣ることが出来ます。『地元では、通称でデカエバと言っています。』
後の港湾、河川、サーフでも時より、磯場で釣れるサイズも回遊して来ますが、基本は、20㎝から40、50㎝と言った感じになります。
他県でも秋シーズンに、メッキゲームと称し楽しまれている事でしょう。
しかし、宮崎のエバゲームは、それとは少し違いがあるのも特徴の一つです。

まず、サイズが大きい！

よくライトゲーム感覚で、河川に出掛けることがありますが、一般的なメッキゲームと違いルアーサイズの大きい物を使用することがあります。
多分、他県のメッキゲームでは、5センチ前後のプラグやメタルジグなどが主流だとは思いますが、宮崎のエバゲームでは、10センチ前後の物（シーバスルアーやライト青物ジグ）を使用しています。
これは、突然掛かる（喰って来る）かもしれない‼
大型のエバ（40オーバー）の対策の為、ルアーのフックサイズ（強度強化）を大きくしたい狙いと。大き目のルアーのアピール力で、より大型のエバを狙う効力を高めたいからです。

この時、重要となるのが、ラインの性能！
エバゲームでは、ルアーアクションをキビキビと早くイレギュラーに動かすことが、最大のメソッドになっています。
ラインに求められる条件、早く水に馴染み、早くルアーにアクションを伝える。
そして、エバゲームはスピーディー！せっかく回遊してきた魚(エバ)を逃さぬよう手返しが良いことも重要。
早い展開、早い動作、速いルアーアクション、トラブルのないラインが必要です。
オールマイト（ALMIGHT　ULT4×PE）高比重シンキングPE『比重1.48』

４本組の張りのあるラインは、ゲーム展開の早いエバゲームでもトラブルがなく、
ラインの比重が重いことで水の馴染みも良く（水比重1）強風などの悪条件でも風でラインが煽られることも軽減してくれる。もちろん、キャスティング飛距離、強度も抜群！展開の早いエバゲーム、快適にストレスなく純粋に毎釣行楽しんでいます。
かなり重宝していますよ。

【使用のリーダーについて】

釣り場の条件やエバのアベレージサイズにより、フロロカーボン素材、ナイロン素材、号数と使い分けています。
根が多く点在するポイントであれば、25LBのフロロカーボン素材を使用。
オープンエリアでボトムが砂であれば、16LBのナイロン素材使用と！
こんな感じで根ズレ対策や操作性を考えながら、リーダーも使い分けています。
補足で付け加えるなら、キャスティングでは、ナイロン素材をよく使用していますが、根ズレや水の馴染みをよくしたい時にフロロカーボン素材が重宝するという感じです。

【タックル紹介】

ロッド・メジャークラフト・BP5S-782ML（黒鯛モデル）・TD1-902ML（シーバスモデル）
リール・ダイワ・ルビアスLT2500S-XH（2020年モデル）
・シマノ・20ツインパワーC5000XG
リーダー・ポケットショックリーダーNY / ポケットショックリーダーFC  16～25LB

ライン・オールマイト 0.6号～0.8号

（ALMIGHT　ULT4×PE）高比重シンキングPE『比重1.48』