Angler

お盆の渋滞を警戒して高速道路を使わずに行ける平谷湖フィッシングスポットに行ってきました。ところが国道153号をのんびり走る車列につかまってしまい、到着したのは7時過ぎ。朝の一番いい時間を逃してしまいました。

慌てて準備をして釣り始めます。まずはエキスパートエリア。中型が放流されているとのことでしたが、あれこれルアーをとっかえひっかえして探るも反応なし。周りもあまり釣れていません。放流狩りはできませんでした。

エキスパートエリアを諦めて小型がたくさん放流されているトーナメントエリアを狙います。いつもならパペットサーフェスでけっこう釣れるのですが、アタックが少なくしかもなかなかフッキングしません。

今回はマイクロスプーンをがんばってみようと思っていたので、久しぶりにPE0.08号を使ってみました。マイクロスプーンが気持ちよく飛んでいきます。

しばらく釣ってみて気づいたのは「手前の魚はほとんど反応しない」こと、「タナは表層」、「1gくらいのスプーンを思いっきり遠投して着水点から5m以内でいいアタリが出る」ということ。「そういうことなら」と足下まで探ることはせず、半分まで引いてきたら回収して次のキャストに移ることで時間を節約します。

スプーンのカラーは地味なものを使い、アタリが出なければどんどんチェンジ。当たっても掛からなければ、フックを研いだり交換したりします。

あれこれ使った中で特によく釣れたスプーンが2つ。1つはちびクワトロスプーンの1g。もう1つはメビウス・ゼロの0.9g。どちらも中古屋で見つけたものです。

お昼過ぎまでに50匹ほど釣ったところで、暑さに耐えきれず日陰に移動します。

前回は日陰にたくさんの魚が群れていましたが、今回はあまり集まっている様子はありません。「それでも日陰ならペレットルアーが効くかも」と試してみますが、なかなか食ってくれません。でも普通のルアーで釣れる気もしないので、なんとか反応させようとがんばります。

ペレットルアーで意外によく効くアクションは強めのジャーク。これでスイッチが入ることがよくあります。猛スピードで逃げるペレットなんていないはずなんですけどね。

やっているうちにだんだん魚のやる気がアップしてきて、ついに連続ヒットするようになりました。しばらくすると時折入れ食い状態になるように。がんばって作った甲斐があります。

4時にペレットが撒かれると魚たちは狂乱状態に。ほぼ着水と同時に食ってきます。ただ意外だったのはその狂乱状態があまり続かなかったこと。いつもは終了時間まで入れ食いが続くことが多いのですが、今回はそうはなりませんでした。

最終釣果は153匹。大型が釣れなかったのが残念ですが、これくらい釣れてくれれば満足です。

#中部 #長野 #ニジマス