Angler
「渓流に行こうかな」と思ってはいましたが、仕事でけっこう体を動かして疲れ気味だったので、管理釣り場へ。行先は母袋。昨年何度かルアーでチャレンジしましたが、今回はフライでもやってみようと朝になって慌てて準備。この慌ててがいけませんでした。
釣り場について準備を始めると、「あれ⁉」持ってきたつもりだったリールがありません。管理釣り場用のリールを入れたつもりだったのに、入っていたのは2500番のリール。ラインはPE04が巻かれています。軽量ルアーを使うには太すぎます。
「それならフライで釣ればいいか」とフライの準備を始めると、今度はフライボックスやマーカーなど小物ほぼ全てを忘れてきたことが判明。手持ちのフライは別ボックスに入っていた最近の新作10個だけ。「やっちまたな」、久しぶりの致命的な忘れ物です。
それでも「魚はいっぱいいるんだし、なんとかなるでしょ」と釣り始めます。まずはフライ。魚は水面まで見に来ますが、帰っていきます。「それなら」とルアー。う~ん、飛びません。少し重めのフェザージグをメインに釣っていきます。
ルアーでアタリが連発するポイントを見つけ何匹か釣りましたが、アタリが止まります。すると釣り場スタッフがエサやりを始めました。マスたちはペレットに夢中。このタイミングでフライにチェンジ。入れ食いになります。
水面に浮いたペレットはあっという間になくなり、魚たちは落ち着きを取り戻していきます。それでもペレットが撒かれてからは、水面に浮いているものに対する反応がかなり良くなり、好調は続きます。反応がなくなってきたら少しずつ場所を移動していけば釣れ続きます。
やがて釣果は三桁に達します。嬉しいのはきれいな魚体の魚が多いこと。ひれピンのニジマスがたくさん釣れました。ブラウンは痩せ気味。おそらくペレットを食べるときに、スピードでニジマスに劣るブラウンはエサにありつけていないのでしょう。時折通り過ぎていくイトウは丸々と太っています。こちらは小さなマスたちを捕食していると考えられます。
終了時間の6時までがんばって最終釣果は123匹。リリースするたびにしゃがむことになるので、たくさんスクワットをしたということですね。いい運動になりました。