タチウオの釣果が芳しくないので、アジのみりん干しを作ることを目的に暴風の中釣行へ。

立っていたら少し煽られる程の強風だからか人がいつもより少なく、釣果もあまりよろしく無い様子。

キャスティングを意識していつも使っているものより少し長く、少し硬い竿をチョイス。

この竿は豆アジのアタリを弾いてしまうのが難点だが、ひとつひとつかけていく釣りも楽しい、と父が少し気に入っている竿です。

風があまりにも強いので釣り方を探っているとヒット！釣り上げるといつも見るアジより一際大きいアジくん。サイズは21cmとそこそこで、なにより体高がある。〆て軽く血抜きをすると水に脂が浮いていました。これは期待大です。

しかし大きいアジが釣れるのはいつも最初ばかり。今日はこれが最大サイズか…と考えていると青イソメを付けた胴付にヒット！チャリコでもアナゴでもないような引き。釣り上げてみるとさっき釣ったのと同じ位のアジ！うれしい！うれしい！とキャッキャしていると途端にアジの反応が消えました。

よく見るとイカがふよふよしていて、イカがいる時はアジが釣れていたポイントより下になるようでした。
このイカ…釣れるのでは？と思いイカ用の仕掛けを探すも、ひとつは風で直していた袋ごと飛んでいってしまった様子。
仕方が無いので新品のものを使い、先程釣れたアジで小さめのものをつけて落とす。
さっきまで暴れていたアジが明らかに横を向き、弱っていました。
弱りきっているにも関わらずどんどん下に下に引っ張られ…これはイカだ！と針にかけるチャンスを待つも、何故か横へ横へとすごいスピードで走る走る。
隣の人の迷惑になりそうだったのでゆっくり巻き上げタモを用意し掬ってみると…何故かアジの頭だけになっていました。
イカはアジの頭と言うより脳みそから食べるので、明らかにイカでは無い捕食の跡。
よく見るとイカ仕掛けのカンナがなくなっていました！これは問答無用でタチウオだろう、と結論がでました。
ならばとタチウオの仕掛けに変えてアジをつけるもアタリは無し。
まぐれだったようです。
それからも度々イカの姿は見えるものの、最後のイカ仕掛けをタチウオに切られてしまったので指をくわえて見つめるだけ。
イカがいる間はアジが消えてしまうので、釣れる、釣れない、のサイクルを繰り返していました。
明け方になり、ジグ等も投げましたがアタリは無し。
みりん干し用のアジをたくさん釣ったので納竿としました。

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