飛び出す釣り人
午前5時頃から薄明るくなって活動開始。
霧雨が降っていたが日が差すに連れて止んでいく。
気温18℃、少し肌寒い中釣行開始。
台風の後で川相がやや変化して、水量も多めでポイントは増えている。
流心は速すぎるのか、瀬の傍や岩の裏のヨレで反応あり。大場所より小場所に居る感じ。
丁寧に釣り上がって、淵に到達。
エサには反応しないのでルアーへ変更すると、いきなり大きい影が反応。
スプーンをもう1投すると、同じ影がひったくって走って行く。
ドラグもギュンギュン鳴らしてなんとかネットに納めると40に届いてそうなニジマス。
まだ元気でビクにも入らないので、今回はリリース。
日が高くなって反応も鈍くなったので午前の部終了。
午後からは午前よりも上流へ入り、いつもの締めコースへ。
途中川の中で鹿🦌と遭遇したり、岩陰から顔出しした黒い影(イワナ)と遊んだりしながら釣り上がる。
反応が悪いのか、めっきりアタリが減って、タカハヤが出るか出ないかの緩い流れからポツポツとニジマスを拾う程度。
夕まずめの頃にエサも尽きかけて、小さいミミズしか残ってないので、新子に相手してもらおうと無限に新子が出る瀬まで移動。
普段よりは水量が多いチャラ瀬でニジマスベビーと戯れるが、ラインが見にくくなった頃から、急に新子から20アップのニジマスに変化してきた。
ゴールデンタイムに入ったのは確実だが、このサイズが出てくるポイントとは思えないほどの小場所で25前後の個体がポンポン出る。
終いには溜まりで尺超え個体が3連で出てくる。
最終ラウンド。テンカラに持ち替えて夕まずめを無双…予定が、いきなり目の前で巨体が水面を割って毛鉤を引ったくり、縦横無尽に走り回る。
しっかり掛かっているからバレはしないものの、完全に負けてて主導権が取れない。疲れてくれるまで粘って、浅瀬まで無理矢理引っ張って行ってなんとかキャッチ!
午前のスプーンに来た個体に次ぐニジマスが何とか獲れた。
毛鉤がしっかりと上顎に刺さってなかなか取れず、弱ってしまったのでこちらはキープする事に。
台風の影響で上流の溜まりからニジマスが流されて散らばったのか、異常なほどニジマスが釣れた釣行でした。