あじがつりたい。
場所がなかなか空かず、1時間ほど待って空いたところにIN。
先週はタチウオがいたのに、台風の影響で消えてしまったのか、この日は一本も上がっていませんでした。
父も少しだけワインドをしましたが、全く反応無し。それなら足元にアジでもいるだろうとアジングを開始するものの、アタリはあるがワームを少し触るだけで針にはかからず。ナチュラルカラーを使用していたものの水が濁っていたので白色に変更し、やっとの思いで釣り上げた豆アジ。ですがそもそも魚影が薄かったのか、アジもこれ以降は釣れず。いつものイソメを付けたエサ釣りもウミタナゴと小さなセイゴ、20cm弱のキスを釣り上げて夜の部は終了です。
朝マズメの青物狙いでジグを投げました。1番沖に近い所でジギングをしていたおっちゃんが、1匹ハマチを釣り上げていたのをみて、自分も父も意気込んでやりましたが、朝マズメはダメでした。
明るくなるとおっちゃんよりおじいちゃんが増え、気がつくとおじいちゃんに挟まれオセロ状態でした。
気にすることなくカワハギを釣り上げ、「今日のご飯は雑炊かなあ」とボヤいていると、コマセのアミエビにつられてどこかから出てきたのか、とても大きなウマヅラハギが!!
父が発見し、2人してはしゃぎましたが、目の前にエサを落としても見切られているのか針についたエサを食べようとしません。
大きな魚を見るとどうしてもゲットしたくなります。必殺、網です。
まあ無理だろうと2人で協力して、水面に入れた網の近くにコマセを撒き、意外と近くに来たので「いまや!いけ!!!!!」と一か八かですくい上げてみると、意外とすんなり入ってくれました笑
最近の若者は…と思われるくらいに語彙力が減り、すごい、でかい、の二言しか言えなくなっていました笑
ひとしきりはしゃいだあと、父はジギングを再開。周りのおじいちゃんは「朝はだめ、昼過ぎに釣れるよ」「昼はダメ、夕方に釣れるよ」と信じるに信じきれない情報をくれました笑
おじいちゃんの情報は一旦無視して、父が頑張っていると、「よっしゃきたあ〜!」と、何かがヒット!
あまり引かない、でも重いからハマチぐらいかな、と言っていたので期待してタモを準備。浮き上がってきた魚を見ると…
「なんだこいつ〜!!」
針の掛かりどころが悪いのか、体をぐにゃりと曲げた腹の白い魚が。思わず、ジョ○マンが出てしまいました笑
青物じゃなかった、と言う理由で少し嫌いですが、味は美味しいので、〆て美味しくいただきました。
さあ、そろそろ帰ろうかと片付けを始め、名残惜しく海を眺めていると、キラリと光ってどこかへ行った謎の魚。「え?うそやん」とコテコテの関西弁で父を呼び、青物がそこを泳いでた!と指をさして説明するものの、信じて貰えず。
「今のは神のお告げや!もうちょっとだけ待って!」
と父に必死に訴え、海を眺めていると段々と鳥が集まってきました。
「え?ほんまに集まってきた…」と、直したジギングロッドを出し、ボイルが出始めたので最後の力を振り絞って投げましたが、アタリもなく…
暫くしてボイルが消えてしまったので、「まあ神のお告げでも、釣れん時は釣れん」と自分に言い聞かせて、その日は納竿と致しました。
帰り際、一部始終を見ていたおじいちゃんに「鳥がいたけどダメでしたねえ。夕方なら釣れると思うよ!」と悪意のない念押しをされましたが、体力の限界だったので帰ることにしました笑
釣ったカワハギとエソは、カワハギメインの鍋にエソをつみれにして食べました。
大きなウマヅラハギの肝はとても美味しかったのですが、地道に釣り上げたカワハギ達の肝は少しえぐみがあったのですが、あれはどういう違いなんでしょうかね?