あじがつりたい。
前回でショアジギロッドを解禁したので、鱗付に海へ。
日付が変わるか変わらないかぐらいの時間からタチウオのウキ釣りをしていましたが、反応はなく…
胴付仕掛けにイソメをつけて遊ぶいつもの釣りも反応はなし。
魚がいない、そういう表現が正しかったと思います。
少し仮眠を取り、空が明るくなり始める前に父は新しい竿を振り始めました。
今までシーバスロッドを使っていたので、いつもに比べてグリップエンドが長く、魚が掛かって竿を固定するならこの辺だな、などと父と談笑しているまさにその時でした。
自分もジギング始めよう、と父から目を離し、一歩踏み出したそのとき耳に入ったギュン、という気持ちのいいドラグの音。
まさか…と思いながら首がもげる勢いで振り返るとそこには竿先が少し曲がった竿をもつ父の姿が。
「青物?青物?」と聞くと父は嬉しそうににやけた顔で「青物!」と応えました。
あまり暴れなかったのでドラグをきつく閉めてゴリ巻きしていると、最後の力と言わんばかりの抵抗を見せましたが、水面に顔が浮かんでからは大人しく、スっとタモに入ってくれました。
引きがほとんど無かったので小さめかと思いきやまさかの80cm。
タチウオを除く魚の中で父が釣りあげた最長記録を更新しました!!
その後は釣れる気配がなかったので少し竿を降ってから帰りました。
欲しかった竿を買い、初陣で最長記録を塗り替えた通称“こるすなくん”には、今後も頑張ってもらいたいですね。