あじがつりたい。

2時過ぎぐらいにポイントにつき、場所の空き待ちに1時間少し。3時過ぎぐらいからスタートしました。

周りの方はサビキをしていましたが釣れている気配もなく…いつものサバは何処へやら、時々イワシが釣れているぐらいでした。

とりあえず竿を出し仕掛けとエサをつけてチョイ投げで鈴をつけて放置。

その間にジギングと夜にするためのワインドを用意し、さあジグを飛ばすぞ、という所でリンリンと鈴がなりました。

ゆっくり手で持ってみるとくんくん、と引っぱられたので合わせてみるとぐるぐると暴れ回るような引き。竿先が少し曲がり、けして大きくはないものの力強い引き。正体は10cm〜15cm程度のチャリコ。横のサビキをしているファミリーもチャリコを釣っていました。

そこからはもうチャリコ三昧。サバが釣れるかとしばらくジグを投げていましたが、放置している竿が鈴を鳴らし、合わせて釣り上げるとチャリコ。エサをつけ直して投げ直し、竿を立てかけようとするとアタリがあり、合わせて釣るとチャリコ…

釣るのも楽しかったのですが、5、6匹ほど釣り上げてオールリリース。

日が暮れる頃ぐらいに周りに聞きこみ調査をしていたおっちゃんに話しかけられ、今週ぐらいからタチウオが上がっている、と情報をもらったので、餌となるイワシを釣るためにサビキを投下。

タイミングよく群れが回っていたようで、ウルメイワシを50匹ほど釣り上げて、仕掛けをタチウオ用のウキ釣りにチェンジ。先程釣りあげたウルメイワシを餌に電気ウキを放り投げました。

数回餌を付け直して様子を見ていると仕掛けに付いているケミホタルが上に上がってきました。ウキが沈むことはなく、横にひょろひょろと動いているだけで、アタリなのかそれとも何かに絡まっているのかよくわからず、とりあえず回収してみると…明らかになにかに食べられたような無惨な姿のウルメイワシが帰ってきました。

タチウオではなくても魚が何かいる!と確信を持ち、餌を付け直して再投入。

その間に父がしていたワインドにアタリがありました。今アタリがあった!と回収したワームを見てみると、新品のはずのワームの頭辺りに齧られた跡が。これはタチウオだ!とモチベーションがロケットのように爆上がりした父は再びワインドのゲームに没頭しました。

その間にウキが自分の目の前を通過して、もう少ししたら隣の人に迷惑がかかりそう…そんな時にアタリがありました。

ケミホタルが少し浮き上がり、横に走りました。

これはタチウオなのか?タチウオなのか?!と慎重になりながらも、横に素早く走り始めたところで思わず強めに合わせました。

合わせた瞬間はぶるぶると抵抗を感じましたが巻いているとあまり抵抗は感じませんでした。

もしかして大人しいサバ…?と嫌な予感がしましたが、そんなことはありませんでした。

水面から釣り上げて顔を見てくれたのは、キラキラと銀色に輝くボディに凶悪な顔のタチウオでした!!

タチウオだ!タチウオだ!と父と興奮して盛り上がっていると隣の方がタナはどれぐらいでしたか?と聞いてきました。

正直それどころではありませんでしたが、きちんとお答えして、時合だ!今が時合いだ!と父と大盛り上がり。

餌をつけてウキを投げ、父は再びワインドを始めました。ウキの様子をみていると、隣でギューン!とドラグがなる音が。父がおそらくタチウオを掛けたのです。2人して目を合わせ、タチウオ?!と目を輝かせましたが、乗ったのはその一瞬だけでした。

ワームを見ると新しい傷が…タチウオだったかあ、と少し落ち込みましたが時合ならばとめげずに投げ続けました。…ですがその日のタチウオはそれっきりでした。おそらく小さな群れが迷い込んで偶然釣れた…そんな感じでした。周りの方は見える範囲では誰も釣りあげていなく、自分達だけが釣り上げたので、少し優越感に浸りながら釣りを続けました。

その後ウキ釣りで20cm超えの太っちょなサバを釣り上げ、朝方にジギングをしましたが何も釣れず…

ですが目的のタチウオが釣れたのでよかったです。2年ぶりぐらいに顔が見れたので、今年は期待が高まりますね。

#関西 #大阪府 #泉佐野方面 #泉佐野 #タチウオ餌釣り #イワシ #サバ #タチウオ #ワインド