12月21日今日は冬至
冬至と聞くと「いよいよ冬だな」と、寒い時期になってきたと改めて思う。

一方では「明日から、少しずつ日が長くなる」とも、思ってしまう。

今夜は「ゆず湯」に入って、気分一新。

海上は、思ったよりも風が無くて、ウネリも小さくなっていた。

それでも、10時くらいまでは、北寄りの風に注意して釣りをしたい。

海の中は、ベイト反応が少ない。

「ここには、居るのじゃないか」

と、思うところにベイト反応が出ていない。

海底にへばり付くように出ている、ベイト反応があった。

「ちょっと、流してみましょうか」

下り潮が、0.7ノットくらいで南東に流れている。

蔵屋さんに、アタリが来た。

良型のイトヨリダイが、上がってきた。

横山さんにも、アタリが来た。

太った鯖と、ウッカリカサゴが続けてヒットしてきた。

最近の鯖は中鯖が多いが、この鯖は、丸々と太っている。

首折にして、しっかりと血抜きする。

ベイト反応が少ない分、移動を早くして、次のベイト反応を探す。

北寄りの風が強くなってきたが、流れる速さは1ノットを超さない。

横山さんに、アタリが来た。

ドラグを緩めにして、ゆっくりとやり取りを楽しむ。

上がってきたのは、2キロクラスの綺麗な真鯛。

全体的に、アタリが渋い中、良型の真鯛は嬉しい。

蔵屋さんにも、アタリが来た。

上がってきたのは、ワニゴチ。

体中にトゲがあって「気を付けてくださいね。白身で美味しいですよ」と、食の話に花が咲く。

蔵屋さんに、強いアタリが来た。

竿先がバタバタしている。

「なんだろう。真鯛なら嬉しいですね」と、話しながら浮き上がって来るのを待つ。

「白甘鯛です」

2キロ近い、良型の白甘鯛。

「嬉しいですね」と、蔵屋さんの笑顔が輝く。

この頃になると、風が止んで凪になってきた。

アタリの中に、中鯖が増え始めた。

釣っては、リリースを繰り返す。

横山さんにヒットしてきたのは、タチウオ。

鯛ラバに、食い付いてきた。

横山さんに、アタリが続いた。

これも、ゆっくりと巻き上げていく。

「何が来るかな」

「姿が見えるまでは、ドキドキですね」

会話が弾む。

「マハタですね」

「デカイ」と、横山さんの喜びの声。

良型のマハタは嬉しい。

蓑原さんに、アタリが来た。

「どんな感じですか」

「小さいけど、重たい感じですね」

「何だろう」

上がってきたのは、エビスダイ。

釣果としては、珍しい魚だ。

その蓑原さんに、重量感タップリのアタリが来た。

ズンズンといった感じで、底走りする。

「船で追い掛けますか」

ゆっくりと、獲物との距離を詰めていく。

右に左に、獲物が走る。

15分位経過した時「見えた、鮫です」

「大きな鮫の尾鰭に、掛かっています」

正体は、1.5メートルは有りそうな、尾長鮫だった。

「疲れた…」と、蓑原さん。

船内に笑い声が拡がった。

昼前から、風も止んで凪になってきた海。

風を気にせずに、最後まで釣りを楽しめた。

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