開進丸
11月12日ロックフィッシュは楽し
「おはよう御座います。海は風が強いですね」
「表には、出られないと思います」
かめや釣具宮崎(神宮)店の池之上さん、岡本さんと、朝の船着き場での挨拶。
北寄りの風を気にしながら、船着き場を離れた。
朝間詰めのタチウオから、スタートする。
調子が下降気味のタチウオだが、今日はどうだろうか。
一流し目から、アタリが来た。
岡本さんのタチウオテンヤに、サゴシがヒット。
続けて、タチウオもヒットしてきた。
負けじと、池之上さんにもアタリが来た。
上がってきたのは、良型のサゴシ
もうチョットで、サワラに呼称が変わる大きさだ。
タチウオもアタリもボチボチと来ていたが、お呼びでない魚が姿を見せた。
サメが、針掛かりしてきた。
池之上さん、岡本さんにダブルヒット。
早々にタチウオを切り上げて、ロックフィッシュ狙いにポイントを移動する。
秋のロックフィッシュは、夏と違ったポイントを攻めてみたい。
水深がやや深いポイント。
夏と違って、アカハタが少しだけ深場に、移動しているのではないか。
今回の、狙い所に定めて釣り開始する。
大島南端の海底の岩場が、ゴツゴツした処からスタートする。
お二人の狙いは、沈み瀬周り。
瀬掛かりはお友達の、根魚狙い。
瀬際、沈み瀬周りと、積極的に攻めていく。
岡本さん、池之上さんが、釣り開始から順調に、アタリを捕らえる。
ヒットしてきたアカハタは、25センチ有るか直ぐに計測。
25センチ無ければ、直ぐに海に帰していく。
お二人の釣りの姿勢は、毎回変わらない。
北寄りの風に瀬波が立って船が揺れるが、的確なショットにアカハタがヒットしてくる。
同じ処は、長くは攻めない。
そのポイントで、有る程度の釣果が有ったら、次に移動していく。
瀬波で船が揺れすぎても、釣り辛くアタリが取りにくい。
次のポイントは、波が後ろから来る。
波の変化と、風の方向に気を付けながら、流していく。
まずは、大きな沈み瀬周りでアタリを捕らえていく。
アカハタが食べているのは、カニやエビ。
釣り上げられると直ぐに、小さなエビやカニを吐き出した。
良型のアカハタと、カサゴのダブルヒット。
波で揺る船首で、次々とアタリを捕らえていく。
池之上さん、岡本さんの小刻みな誘いに、アタリが連続する。
使用するワームも色々だ。
RINGMAX、KIJIHTA GRUB、ROCK MAX、BUGANTS等々のワームを駆使してアタリを出していく。
釣りの合間の、お二人の掛け合いも面白い。
池之上さんが、岡本さんをからかう。
岡本さんが、楽しく切り返す。
心からロックフィッシユの釣りを楽しむ姿が、其処にある。
再び、ポイント移動する。
珍しいハタも、ヒットしてきた。
カンモンハタ、イシミーバイとも呼ぶ。
最大でも30センチくらいのハタだ。
浅場で、時折ヒットしてくる。
ここで、かめや釣具店特製のジグが大活躍。
水深15メートル前後の岩場で、次々とアタリが来る。
釣果が上がる度に、お二人の会話が弾み、笑顔が増えていく。
池之上さんが釣れば、岡本さんが釣り上げる。
瀬掛かりを恐れない、沈み瀬周りを攻める姿勢が、釣果を上げている。
楽しい時間は、あっと言う間に過ぎる。
今回は、北寄りの風が強く、沖合のポイントは、攻める事が出来なかった。
次回も、新たな狙いを持って、ポイントを攻略していきたい。
ロックフィッシュの要領等、かめや釣具宮崎(神宮)店の池之上さん、岡本さん、真田さん等にお気軽にお聞き下されば、色々な情報を教えて貰えると思います。