開進丸
11月10日強い北風、時化る海
北よりの風が、風力5~6で吹いている。
海上は、ウネリが高く、白波だらけになっている。
「これは、前には出られませんね」
MさんとNさんと一緒に、時化る海の状況を確認する。
「無理は、止めましょう」
お二人からも、安全第一を優先する意見を頂く。
北寄りの風が強く、行けるポイントは限られる。
朝間詰めは、タチウオ狙いからスタートする。
仲間達の船も来ていて、相変わらずの大賑わい状態。
タチウオに混じって、良型の真鯵がヒットしてきた。
Mさんの竿が、良い感じで弧を描きだしている。
上がってきた真鯵は、35センチクラスの良型。
ポツポツと、真鯵のアタリが出てくる。
小型のニベや、カスミアジの子供等もヒットしてきた。
中に、「これは来たど」と、期待感溢れるアタリも来たが…。
Nさんに、ヒットしてきたタチウオは、指3本クラス。
銀白色に輝く魚体が、綺麗だ。
釣りの最中だったが、今日は、豪華客船の飛鳥が入港してきた。
コロナ過の中、対策はしっかり取ってあるとニュースで言っていた。
飛鳥の入港が、嬉しいような、心配なような。
ポイントを内場に移動した。
まずまずのベイト反応が、出てくる。
Mさんに、良い感じのアタリが来た。
上がってきたのは、良型のイトヨリダイ。
Nさんにも、アタリが来た。
竿先を叩くアタリに期待したが…、獲物は大きなエソに力が抜けた。
食いが渋いのか、時折、真鯛の様な強いアタリが来るのだが、途中で針が外れてしまう。
仕掛けを早巻きすると、サゴシがヒットしてくる。
何度か、ラインが切られたのは、サゴシの仕業だろうか。
鯖もヒットしてきた。
丸々とした、ゴマ鯖。
首折にして、血抜きをしっかりとする。
途中には、風やウネリを確認して「何とか出られないかな」と、何度も思ったが、無理は止めた。
明日も、北風が強い予報になっている。