8月29日既に北東の風
ポイントに入った時、既に北東の風が吹いていた。

その勢いは、徐々に強くなっていく。

一時間も経つ頃には、沖合に白波が目立つようになってきた。

最初のアタリは、矢越さんにヒットした真鯵。

「まあまあの型かな」

鯵のヒットに、期待が膨らむ。

矢越さんに、続けてアタリが来た。

竿の曲がり、走り具合から見て「カツオのようですね」と、想像する。

海中に見えてきたのは、スマカツオ。

海面に浮かそうとした時、無情にも針が外れた。

「えー…、浮かそうとした瞬間針が外れた…」

ちょっと口惜しい…。

塩田さんにも、強烈なアタリが来た。

小さなアタリが来て、アワセを入れた途端、凄い突っ込みを見せた。

竿が、海面に引きずり込まれそうになる。

「来た。このアタリを待っていたよ」

気合いが入り、獲物の強烈な走りに対抗したとき…。

2.5号のPEラインが切れた。

「クーッ…、何で切れるか…」

スタートに、いきなりの口惜しい思い二つ。

気持ちを入れ替えて、竿を振る。

北東の風が段々と強くなっているだけに、ゆっくりしている暇は無い。

矢越さんに、鯵のアタリが来た

塩田さんにも、オオモンハタのアタリが来た。

北東の風が強くなって、波が出てきた。

ポイントを移動する。

小さいが、ベイト反応が出てきた。

仕掛けを入れると、直ぐに塩田さんにアタリが来た。

4キロクラスのニベが、ヒットしてきた。

矢越さんにも、アタリが来た。

これも、塩田さんのニベと同型。

このポイントのベイトには、ニベが付いていた。

しかし、強さが増してきた北東の風に、沖合での釣りを諦める

風裏に入り、ロックフィッシュをやってみる。

塩田さん、矢越さん共に、ロックフィッシュは経験が少ない。

色々と探りながら、アタリを探していく。

最初のアタリは、矢越さんに来た。

カンモンハタがヒット。

「最初のアタリが嬉しいですね」と、思わず笑顔。

塩田さんにも、アタリが来た。

これも、カンモンハタだった。

岩場の瀬掛かりは覚悟して、ポイントを探る。

塩田さんに、アカハタをヒット。

「この釣りは、難しいですね」

と、言いながらもアカハタを捕らえている。

しかし、ロックフィッシュをしている間も、北東の風が強く吹き付けてくる。

沖合に出られないか、様子を見るが波が高くなっている。

「今日は、諦めますか」

昼過ぎに、納竿とした。

#九州 #宮崎 #ジギング #ハタ #ニベ