11月5日10月を振り返る
今日も、海は北東の風が、強く吹いている。

立石の海岸から見渡す海は、白波だらけになっている。

(昨日の写真です)

船でこの波を見ると、きっとウネリが目線を越えているはずだ。

今日の予約を頂いていたお客様には、事情を説明して釣り中止を了解していただいた。

10月を振り返ると、海が時化続いたのも、北東の風が強く吹き付けてきたからだ。

2勤3休と言った状況が続いた。

台風の影響も、大いにあった。

風は北東、ウネリは南東からと、三角波が立ちやすい状況が続いた。

やはり、海上では風にまずは注意することが大事だ。

釣果の方も、安定した釣果とは言えない状況が続いた。

今日釣れたから、明日も釣れるかと言ったら、釣果が続かない。

ポツポツと、真鯛が出るが去年のように大型が少ない。

ヒット数も少なかった。

青物も、思うようには出なかった。

月末近くになって、10キロ超のブリが出たが、次の日にはアタリが無くなる。

何よりも、期待が大きかったハガツオが、全然当たらなかった。

黒潮の流れ、水温の変化等々と、色々な理由があるだろう。

その中でも、もっとも気になったのが「動かない潮」だった。

上潮は、上滑りするような感じの流れに、なっていた。

下潮は、もっとひどい潮に思われた。

「ジグが抜けます」

「潮がスカスカで、重みが感じられない」

「中潮が少し動いて、ラインが膨らんでいますね」

釣りに出たその日その日で、潮の動きが上下で違う日が多かった。

ベイト反応も、厳しかった。

「ベイトが居ない」

「魚探に出てくるベイト反応が小さい」

ポイントに入ってからの、ベイト探しは多いに苦労した。

苦労して、報われる分には、まだ良いのだが。

「どっかで、ベイトが出てくるはず」

こういった感覚で船を流す事も、屡々あった。

本来なら、こんな流し方は、まずしないやり方だ。

ベイトについては、朗報もあった。

今まで、反応が少なかったポイントに、ベイト反応が戻ってきたのが月末になってから。

それが、ブリ、サワラ、ハガツオ、カンパチ(ネリゴ)の釣果に繋がった。

上り潮が入り始めて、潮の動きが良く成りつつあるからだろう。

それでも、下潮が動かない日がある。

夏場には、殆ど攻めることが無かったポイントに、ベイトが見られる様になってきたのも月末近くになってから。

出始めたベイト反応には、特徴がある。

ベイトが蛇行している。

ベイトの蛇行で出来て隙間に、ゴマを散らした様な反応が出ることがある。

こり時には高い確率で、青物がヒットしてきている。

全てのベイト反応が、同じような状態に有るとは限らない。

潮が動いているところに、期待感がある。

11月は、出足はまずまずだ。

これから、好天が続く予報になっている。

大いに期待したい。

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