開進丸
9月24日楽しみました
夜明け前の空は、雨雲が広がっていた。
「雲が気になるな」
「雨が降りますかね」
先に出ている仲間に連絡すると「北風が強くて、波がバタバタしているよ」との話。
裸バエ辺りも、結構な波があった。
朝間詰めに、タチウオを狙った。
良型がヒットしてくるのだが、掛かりが浅く、針はずれ。
早永さんに、ガンゾウヒラメがヒットしてきた。
しかし、後が続かない。
「沖のポイントに行きますか」
沖に出る前に、再度、仲間に連絡してみた。
「北風が、激しくなってきたよ。波がバタバタして、帰ろうかと思っている」と、時化始めている様子。
仲間の話を受けて、入るポイントを古い魚礁のポイントに決める。
潮は、濁っている。
下り潮が流れているが、風が無ければ潮は動いていない気がする。
高橋さんに、アタリが来た。
ニベが上がってきた。
北風が強くなり、ウネリが出始めているだけに、嬉しい釣果だ。
早永さんにも、強いアタリが来た。
「真鯛みたいですね」
竿先を叩く、真鯛独特のアタリが気持ちを逸らせる。
1.8キロと良型の真鯛が、上がってきた。
高橋さんにも、真鯛がヒットしてきた。
1キロ弱の食べ頃サイズだ。
不安定な天候に、釣果が出るか不安だったが、嬉しい釣果が続く。
沖合は北風が強くなり、ウネリも高くなり始めたので、浅場に移動した。
湯淺さんに、アタリが来た。
ギンカガミが、ヒットしてきた。
魚図鑑では、美味な魚と評価されている。
星5個付いていた。
河野さんにも、アタリが来た。
ニベが、上がってきた。
捌くのに、丁度好い大きさのニベだ。
これで、全員ヒット。
全員ヒットになると、気持ちが嬉しくなってくる。
ポイントを移動しながら、ベイトを探していく。
移動途中のポイントで、高橋さんにサゴシがヒットしてきた。
今年初のサゴシだ。
高橋さんには、ニベのアタリも来た。
2キロ近いニベが上がってきた。
釣果が出ると、皆さんの笑顔が輝く。
移動する中で「ロックフィッシュやってみますか」と、聞いてみた。
「はい、アカハタ狙いやってみます」と、歯切れの良い返事が返ってきた。
少し、瀬際には波が出ている。
波に気を付けながら、船を流していく。
高橋さん、早永さんに、鬼カサゴ、アラカブが連続ヒット。
湯淺さんに、強いアタリが来た。
竿先をバタバタと叩く、強いアタリ。
「ネリゴが来ました」
充分に刺身は取れるサイズ。
早永さんにも、ネリゴがヒットしてきた。
高橋さんには、アカハタがヒットしてきた。
良型のアカハタだ。
瀬回りを攻めると、ポツポツだがアカハタがヒットしてくる。
河野さんにも、アカハタがヒットしてきた。
1キロ近い、良型のアカハタだ。
良型のアカハタに、笑顔が出る。
納竿前に、沖のポイントを攻めて、ハガツオを狙いたい。
沖合のポイントへ移動する。
ベイト反応は少ないが、兎に角竿を出してみる。
湯淺さんに、アタリが来た。
ベイト反応が出てきたと同時に、アタリが来た。
41センチの大鰺がヒットしてきた。
河野さんにも、アタリが来た。
ヤメカサゴが、上がってきた。
台風が過ぎて、漸く竿出しができた。
朝間詰めは、雨と北風でどうなるかと思った。
早永さん、高橋さん、湯淺さん、河野さんの釣果と笑顔で、釣りを楽しめた一日だった。