8月26日雨の後
早朝から、船を出していた船仲間から、連絡が来た。

「周りの景色が見えないくらいの雨が降っている」

自宅周辺も、雨が降っている。

沖は、もっと激しく、雨が降っているようだ。

釣果情報も、連絡が入った。

「全然当たらない」

貴重な朝間詰めに、狙いのタチウオは全然ヒットしていないようだ。

「何処を攻めてもダメですか」

「全然、触りもしない」

昨日は雨の中でも、結構な釣果が見られた。

「他の船は、帰っていったよ」

相当苦戦している様子が伺える、連絡だ。

昨日の夜の天気予報で、今日の午前の予約を頂いていたお客様には、延期の連絡を入れていた。

夕方のお客様には「天気次第ですね」と、連絡していた。

午前中は、宮崎に行っていた。

2時過ぎに、宮崎から帰って、夕方からのお客様に連絡する。

5時出発で、準備する事になった。

出船の準備をしていると、関屋さんが仕事を終えて到着。

夕方のタチウオを狙って、船を出す。

ポイントには、船が一隻来ていた。

ポイントに入る手前から、ベイト反応が出ている。

「これ、タチウオの反応やと思う」

関屋さんの判断を尊重して、竿を出してみる。

アタリは直ぐに来た。

指三本クラスのタチウオだ。

しかし、ベイトの移動も速い。

魚探から、直ぐに反応が消える。

移動しながら、ベイトを探す。

岸辺から竿を出している釣り人が、タチウオを釣り上げているのが見える。

小さな反応を見つけては、竿を出す。

指3本クラスのタチウオが、ボツボツヒットしてくる。

関屋さんの竿に、突然強いアタリが来た。

竿先が、海面に突っ込むくらいのアタリだったが…。

「あっ、外れた…」

仕掛けを巻き上げてみると、タチウオの歯を警戒して付けていた細いワイヤーが切れている。

相当な、大物が居るようだ。

仕掛けを作り直して、直ぐに次のアタリが来た。

指5本クラスのキビレタチウオが、上がってきた。

今回は、私も竿を出してみた。

指3本クラス~5本クラスまでを、6匹確保。

久し振りの竿出しが、楽しかった。

「係留ロープが見えるうちに帰りましょう」

関屋さんと話して、7時頃に船着き場に帰った。

#九州 #宮崎 #サーベリング #タチウオ